特許
J-GLOBAL ID:200903084916811858
X線画像診断装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-203320
公開番号(公開出願番号):特開2008-029393
出願日: 2006年07月26日
公開日(公表日): 2008年02月14日
要約:
【課題】 X線平面検出器の経時変化に伴う検出誤差を低減して安定した高画質の画像を得るX線画像診断装置を提供する。【解決手段】 X線画像診断装置の電源投入によって前記操作装置の表示装置12に被検体情報を入力するためのID入力画面が表示(S301)されてから被検体情報が入力(S303)されるまでの間に、暗電流補正データを5秒毎に収集して加算処理し、これを暗電流補正データ収集部10bの記憶部に記憶する。 撮影手技が選択(S304)されて撮影系及び被検体の位置決めの撮影準備(S305)からX線曝射スイッチオン(S309)までの間にX線平面検出器のX線検出物質層に蓄積された電荷の消去(空読み)を行う。この空読みには、2分間隔で行う空読みと(S307)、位置決め動作信号であるトリガーによる空読み(S308)とを設け、前記トリガーによる空読みを優先してX線を曝射し(S309)、撮影する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
被検体に照射するX線を発生するX線発生手段と、
このX線発生手段と対向配置され前記被検体を透過したX線信号を検出しこれを電気信号に変換するX線平面検出器によるX線検出手段と、
このX線検出手段によって暗電流補正データを収集する暗電流補正データ収集手段と、 前記収集された補正データを用いて前記X線検出手段の出力信号を補正する暗電流補正手段と、
この暗電流補正手段によって補正された信号を入力して画像処理を施し前記被検体のX線透過画像を生成する画像処理手段とを備えたX線画像診断装置であって、
前記暗電流補正データ収集手段は、撮影開始前に前記X線の放射無しに前記X線平面検出器の暗電流を第1の所定周期で読み出し制御する暗電流読み出し制御手段と、
この制御手段で読み出された暗電流の加算平均値を前記第1の所定周期毎に更新して記憶する記憶手段と、
前記暗電流補正データ収集後であって前記X線発生手段からのX線曝射開始前に前記X線平面検出器の出力を前記記憶手段に記憶することなしに読み出す空読み手段とを備えたことを特徴とするX線画像診断装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (12件):
4C093AA01
, 4C093CA13
, 4C093CA41
, 4C093EB12
, 4C093EB13
, 4C093EB17
, 4C093ED30
, 4C093FA32
, 4C093FA43
, 4C093FA52
, 4C093FC19
, 4C093FD11
引用特許:
出願人引用 (1件)
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X線撮影装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-293404
出願人:株式会社日立メディコ
審査官引用 (4件)