特許
J-GLOBAL ID:200903084961725814

熱水を利用した排ガス減温方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-118325
公開番号(公開出願番号):特開2004-028558
出願日: 2003年04月23日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】加圧熱水を利用した排ガスの減温方法に於いて、燃焼装置の立上げや立下げ時に加圧熱水の噴霧量が減少したり、或いは加圧熱水の温度が低下したような場合でも、必要量の加圧熱水を常に安定して噴霧することができ、且つ噴霧粒径にばらつきが生ずることを防止する。【解決手段】大気圧下で水の沸点よりも高い温度の加圧熱水を減温水として排ガス内へ噴霧するようにした焼却炉やボイラ設備における熱水を利用した排ガス減温方法に於いて、熱水を減温水として排ガス内へ噴霧する減温水噴霧ノズルを二流体噴霧と一流体噴霧の両方が可能な減温水噴霧ノズルとすると共に、先端に減温水噴霧ノズルを取付けしたノズル導管を二重壁構造のノズル導管とし、当該二重壁構造のノズル導管の外側通路に熱水を流通させると共に、当該熱水の圧力がその温度での飽和蒸気圧の近傍にまで低下したとき、又は加圧熱水の温度がその噴霧場の圧力での飽和温度以下に低下したときには、前記ノズル導管の内側通路に加圧空気を流通させ、二流体噴霧方式により排ガス内へ熱水を噴霧する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
大気圧下で水の沸点よりも高い温度の加圧熱水を減温水として排ガス内へ噴霧するようにした焼却炉やボイラ設備における熱水を利用した排ガス減温方法に於いて、加圧熱水を減温水として排ガス内へ噴霧する減温水噴霧ノズルを二流体噴霧と一流体噴霧の両方が可能な減温水噴霧ノズルとすると共に、加圧熱水の噴霧量の減少時に、減温水量制御弁の下流側に於ける前記加圧熱水の圧力がその温度での飽和蒸気圧の近傍にまで低下したとき、又は加圧熱水の温度がその噴霧場の圧力での飽和温度の近傍にまで低下したときには、前記減温水噴霧ノズルへ加圧空気を流通させ、二流体噴霧方式により排ガス内へ加圧熱水を噴霧するようにしたことを特徴とする熱水を利用した排ガス減温方法。
IPC (3件):
F23J15/06 ,  B01D51/00 ,  F28C3/08
FI (3件):
F23J15/00 K ,  B01D51/00 B ,  F28C3/08 Z
Fターム (6件):
3K070DA09 ,  3K070DA37 ,  3K070DA58 ,  3K070DA62 ,  3K070DA77 ,  3K070DA83
引用特許:
審査官引用 (5件)
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