特許
J-GLOBAL ID:200903085043004485

コンデンサ放電式内燃機関用点火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-066600
公開番号(公開出願番号):特開平10-259776
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】点火用コンデンサの充電電圧が設定値を下回る状態が生じた時の点火性能の低下を抑制し得るコンデンサ放電式内燃機関用点火装置を提供する。【解決手段】点火用コンデンサ4の電荷を点火コイル1の一次コイル1aに放電させる点火用サイリスタ5が導通しているときに導通検出信号V7 を発生するサイリスタ導通検出回路7と、導通検出信号V7 が発生した時にDC-DCコンバータ3の出力を短絡するコンバータ出力短絡回路20とを設ける。点火用サイリスタ5が導通しているときにDC-DCコンバータ3の出力を短絡することにより、コンバータ3の昇圧トランス3Aの二次電流が点火用サイリスタ5に流れてサイリスタ5の転流が遅れるのを防止する。
請求項(抜粋):
点火コイルと、バッテリから一次電流が与えられる昇圧トランスと発振回路の出力でオンオフ制御されて前記昇圧トランスの一次電流を断続させる昇圧用スイッチとを有して前記昇圧トランスの二次側から前記バッテリの出力電圧よりも高い電圧を出力するDC-DCコンバータと、前記点火コイルの一次側に設けられて前記DC-DCコンバータの出力で一方の極性に充電される点火用コンデンサと、トリガ信号が与えられたときに導通して前記点火用コンデンサの電荷を前記点火コイルの一次コイルを通して放電させる点火用サイリスタと、内燃機関の点火時期に前記点火用サイリスタにトリガ信号を与える点火時期制御部と、前記点火用サイリスタのゲートカソード間電圧から該点火用サイリスタが導通しているか否かを検出して点火用サイリスタが導通していることを検出した時に導通検出信号を発生するサイリスタ導通検出回路と、前記導通検出信号が発生している時に前記DC-DCコンバータの昇圧用スイッチのオンオフ動作を停止させて前記DC-DCコンバータの昇圧動作を停止させる点火時昇圧動作停止回路とを備えたコンデンサ放電式内燃機関用点火装置において、前記サイリスタ導通検出回路が導通検出信号を発生しているときに前記DC-DCコンバータの出力を短絡するコンバータ出力短絡回路と、点火用コンデンサの放電電流が前記コンバータ出力短絡回路を通して流れるのを阻止する逆流阻止手段とを具備したことを特徴とするコンデンサ放電式内燃機関用点火装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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