特許
J-GLOBAL ID:200903085090557760
ベーン式油圧アクチュエータ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-023379
公開番号(公開出願番号):特開2001-248608
出願日: 1998年12月07日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 チップシールを付勢するバックスプリングなどの付勢手段を別途設けなければならず、部品数の増加と組立工数の増加により生産性が低下するとともにコスト高となるなどの課題があった。【解決手段】 チップシール1の先端とケース43のシール面との間隙Dに対して、チップシール1の側面とシール溝2の内壁面との間隙Fを大きく形成するとともに、間隙Dに対してベーン64とケース43との間隙Eを大きく形成して構成したので、作動油の油圧によってチップシール1をケース43に容易に付勢でき、従来のようなバックスプリングなどの付勢手段を別途設ける必要がなく、部品数の削減、組立工数の減少により生産性の向上とコスト低減を実現できる。
請求項(抜粋):
シャフトに回転自在に設けられたハウジングに固定され内部空間を有したケースと、前記シャフトに固定され複数のベーンを有して前記ケースの内部空間に収納され当該内部空間に油圧室を形成するとともに、当該油圧室に供給される作動油の圧力に応じて当該シャフトのハウジングに対する相対回転を制御するロータと、前記ロータと前記ケースの摺接部分に凹設されシール部材を保持するシール溝とを備え、このシール溝内に保持されたシール部材の先端と相手方のシール面とのシール間隙に対して当該シール部材の側面と当該シール溝の内壁面との間隙を大きく形成するとともに、前記シール間隙に対して前記ロータと前記ケースとの間隙を大きく形成し、且つ、前記シール溝内で前記シール部材が傾斜可能なように、前記シール溝の内壁面を開口部側に拡開してテーパ部を形成したことを特徴とするベーン式油圧アクチュエータ。
IPC (2件):
FI (2件):
F15B 15/12 G
, F01L 1/34 E
引用特許:
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