特許
J-GLOBAL ID:200903085142111129

ステンレス鋼高強度極細平線の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 苗村 正 ,  住友 慎太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-211703
公開番号(公開出願番号):特開2007-023373
出願日: 2005年07月21日
公開日(公表日): 2007年02月01日
要約:
【課題】 高強度で寸法安定性に優れた高強度極細平線を効率よく製造する方法を提供する。 【解決手段】 厚さ0.1mm以下で、引張強さ2000N/mm2 以上の高強度特性を有するステンレス鋼極細平線を冷間圧延によって製造するにあたり、 1.固溶化熱処理によって、JISG-0551に基づく結晶粒度が8番以上の微細なオーステナイト組織を有するステンレス鋼軟質線を得る段階、 2.該軟質線に加工率60%以上の冷間伸線を施して、該線の長手方向に沿って結晶が繊維状に伸びる加工誘起マルテンサイト組織を持つ、線径0.5mm以下の硬質細線を得る段階、 3.該硬質細線に熱処理を施すことなく逆張力を加えながら、圧下率40%以上で冷間圧延を行う段階, を含むことを特徴とするステンレス鋼の高強度極細平線の製造方法と、この方法による高強度極細平線である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
厚さ0.1mm以下、かつ引張強さ2000N/mm2 以上の高強度特性を有するステンレス鋼の極細平線を冷間圧延によって製造するステンレス鋼高強度極細平線の製造方法であって、 a)固溶化熱処理によって、JISG-0551に基づく結晶粒度が8番以上の微細なオーステナイト組織を有するステンレス鋼軟質線を得る段階と、 b)該軟質線に加工率60%以上の冷間伸線を施して、長手方向に沿って結晶が繊維状に伸びる加工誘起マルテンサイト組織の線径0.5mm以下の硬質細線を得る段階と、 c)該硬質細線に熱処理を施すことなく逆張力を加えながら、圧下率40%以上で冷間圧延を行ないステンレス鋼高強度極細平線をうる段階とを含み、 前記ステンレス鋼高強度極細平線の巾寸法のばらつき(S)が20μm以下であることを特徴とするステンレス鋼高強度極細平線の製造方法。
IPC (6件):
C22C 38/00 ,  C21D 8/06 ,  A61M 25/00 ,  C22C 38/58 ,  B21B 3/02 ,  B21C 1/00
FI (6件):
C22C38/00 302Z ,  C21D8/06 B ,  A61M25/00 304 ,  C22C38/58 ,  B21B3/02 ,  B21C1/00 L
Fターム (30件):
4C167AA01 ,  4C167FF01 ,  4C167GG22 ,  4C167HH04 ,  4E096EA03 ,  4E096EA12 ,  4E096EA22 ,  4E096EA26 ,  4E096FA01 ,  4E096FA17 ,  4E096JA13 ,  4E096KA01 ,  4E096KA05 ,  4E096KA10 ,  4E096KA19 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA13 ,  4K032AA16 ,  4K032AA21 ,  4K032AA24 ,  4K032AA25 ,  4K032AA31 ,  4K032BA02 ,  4K032CF03 ,  4K032CG02 ,  4K032CH05 ,  4K032CH06 ,  4K032CL01 ,  4K032CL02
引用特許:
出願人引用 (12件)
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