特許
J-GLOBAL ID:200903085208118987

金型のトリム面加工用NCデータ作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-263419
公開番号(公開出願番号):特開2000-099121
出願日: 1998年09月17日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】 作業者が作成する輪郭加工用曲線を一種類として、NCデータの作成の工数および時間を削減することにある。【解決手段】 インサート鋼材を持つ金型のトリム面加工用NCデータを輪郭加工用曲線を用いて作成するに際し、前記輪郭加工用曲線に基づき、その輪郭加工用曲線の位置まで切削するように工具を移動させる仕上げ加工用NCデータを作成するとともに、前記輪郭加工用曲線と前記インサート鋼材の設置範囲の輪郭線を所定余裕代分拡大した鋼材領域曲線との二カ所の交点を求めて、前記輪郭加工用曲線のうち前記二カ所の交点間の部分を除いた曲線に基づき、その曲線から所定削り込み量だけ内側へ削り込むように工具を移動させる二番逃げ加工用工具軌跡を作成し、また前記輪郭加工用曲線のうち前記二カ所の交点間の部分の曲線に基づき、その曲線から所定削り残し量だけ外側へ削り残すように工具を移動させる削り代残し加工用工具軌跡を作成し、前記二番逃げ加工用工具軌跡と前記削り代残し加工用工具軌跡とに基づき荒加工用NCデータを作成するものである。
請求項(抜粋):
インサート鋼材(FM)を設ける場合の金型のトリム面加工用NCデータを製品形状の輪郭線に対応する輪郭加工用曲線(P)を用いて作成するに際し、前記輪郭加工用曲線(P)に基づき、その輪郭加工用曲線の位置まで切削するように工具を移動させる仕上げ加工用NCデータを作成するとともに、前記輪郭加工用曲線(P)と前記インサート鋼材(FM)の設置範囲の輪郭線を所定余裕代(W+t1)分拡大した鋼材領域曲線(ML)との二カ所の交点(CP)を求めて、前記輪郭加工用曲線(P)のうち前記二カ所の交点(CP)間の部分を除いた曲線(RL)に基づき、その曲線から所定削り込み量(t1)だけ内側へ削り込むように工具を移動させる二番逃げ加工用工具軌跡を作成し、また前記輪郭加工用曲線(P)のうち前記二カ所の交点(CP)間の部分の曲線(IL)に基づき、その曲線から所定削り残し量(t2)だけ外側へ削り残すように工具を移動させる削り代残し加工用工具軌跡を作成し、前記二番逃げ加工用工具軌跡と前記削り代残し加工用工具軌跡とに基づき荒加工用NCデータを作成することを特徴とする、金型のトリム面加工用NCデータ作成方法。
IPC (2件):
G05B 19/4093 ,  B23Q 15/00 303
FI (2件):
G05B 19/403 F ,  B23Q 15/00 303 Z
Fターム (8件):
5H269AB05 ,  5H269AB37 ,  5H269BB08 ,  5H269CC02 ,  5H269FF07 ,  5H269QA01 ,  5H269QA02 ,  5H269QA05
引用特許:
審査官引用 (5件)
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