特許
J-GLOBAL ID:200903085235282969

蒸気圧縮式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-233878
公開番号(公開出願番号):特開2003-042574
出願日: 2001年08月01日
公開日(公表日): 2003年02月13日
要約:
【要約】【課題】 蒸気圧縮式冷凍機内の圧力が均一化した(高低圧差が殆どない)状態から圧縮機を起動しても、圧縮機の吐出容量を確実に制御することができるようにする。【解決手段】 圧縮機100が起動した時から吐出圧Pdが所定圧力Phを越えるまでの間は、第1、2ファン210、410を停止して放熱器200での熱交換を抑制して吐出側冷媒温度(高低圧差)が低下することを防止する。これにより、蒸気圧縮式冷凍機内の圧力が均一化した(高低圧差が殆どない)状態から圧縮機を起動しても、吐出側冷媒圧力(高低圧差)を速やかに上昇させることができるので、圧縮機100の吐出容量を確実に制御することができるとともに、起動直後から十分な(暖房)能力を発揮させることができる。
請求項(抜粋):
低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍機であって、冷媒を吸入圧縮するとともに、制御圧室(106)内の圧力を制御して吐出容量を変化させる可変容量機構を有する可変容量型の圧縮機(100)と、前記圧縮機(100)から吐出した冷媒と空気とを熱交換する放熱器(200)と、前記放熱器(200)から流出する冷媒を減圧する減圧器(300)と、前記減圧器(300)にて減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器(400)と、前記放熱器(200)に空気を送風する第1送風機(210)と、前記蒸発器(400)に空気を送風する第2送風機(410)と、前記第1、2送風機(210、410)を制御する制御装置(600)とを備え、前記制御圧室(106)内の圧力は、前記圧縮機(100)の吐出側と前記制御圧室(106)との連通状態及び前記圧縮機(100)の吸入側と前記制御圧室(106)との連通状態の少なくとも一方を調節することにより制御されており、さらに、前記制御装置(600)は、前記圧縮機(100)の吐出圧が所定圧力以下の場合には、前記第1送風機(210)を停止させる起動制御モードを有することを特徴とする蒸気圧縮式冷凍機。
IPC (5件):
F25B 1/00 351 ,  F25B 1/00 361 ,  B60H 1/32 624 ,  B60H 1/32 ,  B60H 1/32 626
FI (5件):
F25B 1/00 351 T ,  F25B 1/00 361 Q ,  B60H 1/32 624 B ,  B60H 1/32 624 C ,  B60H 1/32 626 E
引用特許:
審査官引用 (13件)
  • 特開平1-318858
  • 冷凍サイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-098889   出願人:株式会社デンソー
  • 特開昭50-117049
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