特許
J-GLOBAL ID:200903085289148249

リチウム電池用電極とその製造方法及び電気化学装置とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 守谷 一雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-342849
公開番号(公開出願番号):特開平9-180721
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 リチウムイオンをドープ・脱ドープ可能な炭素材料からなる電極において、使用可能な電解液溶媒の選択の自由度を広げる。【解決手段】 リチウム電池用電極の構成材料として、リチウムイオンをドープ・脱ドープ可能な炭素材料であって、炭素材料の表面をX線光電子分光法にて測定した場合に、炭素材料を構成する炭素原子の最内核電子(C1s)の炭素-炭素結合エネルギーを基準として高いエネルギー側に6.5〜11.5eVシフトした範囲にC1sのピークを有する炭素材料を使用する。この炭素材料は、リチウムイオンをドープ・脱ドープ可能な炭素材料に、フッ素置換炭酸エステル化合物を含む非水溶媒にリチウム塩を溶解した電解液を使用して電気化学的還元処理を行なうことによって得られ、リン酸エステルを含む電解液を使用してもリチウムイオンを充分にドープ・脱ドープできる。
請求項(抜粋):
リチウムイオンをドープ・脱ドープ可能な炭素材料を含むリチウム電池用電極において、前記炭素材料として、炭素材料の表面をX線光電子分光法にて測定したときの結合エネルギーが、前記炭素材料を構成する炭素-炭素結合のみを有する炭素原子の最内核電子(1s軌道)の結合エネルギーを基準として高エネルギー側に6.5〜11.5eVシフトした範囲に炭素原子の最内核電子のピークを有する炭素材料を用いることを特徴とするリチウム電池用電極。
IPC (5件):
H01M 4/58 ,  C01B 31/02 101 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/04 ,  H01M 10/40
FI (5件):
H01M 4/58 ,  C01B 31/02 101 Z ,  H01M 4/02 B ,  H01M 4/04 A ,  H01M 10/40 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 非水電解液電池の製造法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-195729   出願人:松下電器産業株式会社
  • リチウム二次電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-102841   出願人:三菱化学株式会社
  • 特開平4-184870
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