特許
J-GLOBAL ID:200903085415086157

エンジンの蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-080509
公開番号(公開出願番号):特開平8-277735
出願日: 1995年04月05日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 パージガス中の燃料濃度の誤学習により、燃料噴射量の減量補正率が規定値を超えて、失火に至るのを防止する。【構成】 空燃比フィードバック補正係数αの変化に基づいて、パージガス中の燃料濃度WCを学習する。そして、パージ制御手段によるパージガス流量QPVと燃料濃度の学習値WCとに基づいて、パージ燃料流量QEF=QPV*WCを算出する。そして、エアフローメータにより検出される吸入空気流量に基づいて算出される通常の基本燃料噴射量TPから、パージ燃料流量QEF分(TEFC)を減算して、パージ燃料分減算基本燃料噴射量TPE=TP-TEFCを算出する。一方、燃料噴射量の減量補正率RTEFCTP=TEFC/TPを算出し、この減量補正率RTEFCTPが規定値を超えるときは、パージガス流量QPVを減少補正する。
請求項(抜粋):
エンジンに燃料を噴射供給する燃料噴射弁を備える一方、燃料タンクからの蒸発燃料を吸着するキャニスタと、このキャニスタに新気を導入することによって脱離させた蒸発燃料を含むパージガスをエンジン吸気通路のスロットル弁下流に導くパージ通路に介装されたパージガス流量制御用のパージ制御弁と、このパージ制御弁をエンジンの運転条件に応じて制御してパージガス流量を制御するパージ制御手段と、を備えるエンジンの蒸発燃料処理装置において、エンジン吸気通路のスロットル弁上流側での吸入空気流量を検出する吸入空気流量検出手段と、検出された吸入空気流量に基づいて基本燃料噴射量を算出する基本燃料噴射量算出手段と、排気通路に設けた空燃比センサからの信号に基づいて燃料噴射量を補正するための空燃比フィードバック補正係数を設定する空燃比フィードバック補正係数設定手段と、空燃比フィードバック補正係数の変化に基づいてパージガス中の燃料濃度を学習するパージ燃料濃度学習手段と、前記パージ制御手段によるパージガス流量と燃料濃度の学習値とに基づいてパージ燃料流量を算出するパージ燃料流量算出手段と、基本燃料噴射量からパージ燃料流量分を減算してパージ燃料分減算基本燃料噴射量を算出するパージ燃料分減算基本燃料噴射量算出手段と、パージ燃料分減算基本燃料噴射量と空燃比フィードバック補正係数とに基づいて前記燃料噴射弁による燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出手段と、前記パージ燃料分減算基本燃料噴射量算出手段による燃料噴射量の減量補正率を算出する減量補正率算出手段と、燃料噴射量の減量補正率に基づいて前記パージ制御手段により制御するパージガス流量を補正するパージガス流量補正手段と、を設けたことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。
IPC (7件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 45/00 366 ,  F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08
FI (7件):
F02D 41/04 330 B ,  F02D 41/02 301 J ,  F02D 41/14 310 C ,  F02D 43/00 301 Z ,  F02D 45/00 366 E ,  F02M 25/08 301 J ,  F02M 25/08 301 V
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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