特許
J-GLOBAL ID:200903085616383885

フィルムを細条ベースから対象物へと送り出す手動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神原 貞昭
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-544596
公開番号(公開出願番号):特表2002-512165
出願日: 1999年04月15日
公開日(公表日): 2002年04月23日
要約:
【要約】【課題】接着フィルム,被覆フィルム,着色フィルム等のフィルムを細条ベースから対象物へと送り出すにあたり、一体化された滑り継手を兼ねる駆動連結部における摩擦駆動についての改良が図られたものとなす。【解決手段】フィルムを支持する細条ベース(8)が巻装された供給スプール(4)及びフィルムから分離された細条ベース(8)を受ける巻取スプール(5)が内部に配置されたハウジング(1,18)と、ハウジング(1,18)から突出し、細条ベース(8)の向きを変えるとともに細条ベース(8)のフィルムにより被覆された面を対象物に向かわせる押圧部(6,22)とを備えたもとにおいて、供給スプール(4)及び巻取スプール(5)のうちの一方の円板状のフランジ部(13)にスリット(14)を設け、供給スプール(4)及び巻取スプール(5)のうちの他方の円板状のフランジ部(15)をスリット(14)に係合させることにより、供給スプール(4)と巻取スプール(5)との間における摩擦駆動を行う滑り継手を兼ねる駆動連結部(13,14,15)を形成する。
請求項(抜粋):
フィルムを支持する細条ベース(8)が巻装された供給スプール(4)及び該供給スプール(4)からその径方向に変位した位置に配されて上記フィルムから分離された細条ベース(8)を受ける巻取スプール(5)が、内部に配置されたハウジング(1,18)と、該ハウジング(1,18)から突出し、上記細条ベース(8)の向きを変えるとともに上記細条ベース(8)の上記フィルムにより被覆された面を対象物に向かわせる押圧部(6,22)とを備え、上記供給スプール(4)と上記巻取スプール(5)との間において、滑り継手を兼ねる駆動連結部(13,14,15)が摩擦駆動手段によって形成され、上記細条ベース(8)が引き出されることによって上記供給スプール(4)が駆動されるとき、上記駆動連結部が上記巻取スプール(5)を上記細条ベース(8)に常時張力が作用することになる回転速度をもって駆動し、上記供給スプール(4)及び上記巻取スプール(5)の夫々が少なくとも1つの円板状のフランジ部(13,15)を有するもとにおいて、上記供給スプール(4)及び上記巻取スプール(5)のうちの一方における円板状のフランジ部(13)にスリット(14)が設けられ、上記供給スプール(4)及び上記巻取スプール(5)のうちの他方における円板状のフランジ部(15)が上記スリット(14)に係合することをことを特徴とする、フィルムを細条ベースから対象物へと送り出す手動装置。
Fターム (5件):
3F062BA02 ,  3F062BA04 ,  3F062BB02 ,  3F062BF03 ,  3F062BF31
引用特許:
審査官引用 (5件)
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