特許
J-GLOBAL ID:200903085616816021

水に対する濡れ性の向上した多孔質炭素体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-520495
公開番号(公開出願番号):特表2003-508885
出願日: 2000年08月30日
公開日(公表日): 2003年03月04日
要約:
【要約】膜の酸化剤側に集まる固体高分子膜型燃料電池の水が、膜に接触する多孔質炭素体内に吸収されることにより、燃料電池電力設備内の電池セルの活性領域から除去される。処理された炭素体のいくつかは、アノード電極側の膜の乾燥を最小限に抑えるために、膜のアノード電極に水を供給するのにも使用可能である。炭素体内の細孔が、金属オキシ水酸化物化合物の前駆物質で部分的に充填または被覆され、この前駆物質は、変換されると、向上した濡れ性と水吸収能力を炭素体に付与することになる。充填材化合物の水酸化物は、炭素体に付着され、加熱されて、オキシ水酸化物に変換される。本願明細書で使用されるように、「オキシ水酸化物」という用語は、オキシ水酸化物、オキシ水酸化物水和物、酸化物水和物を含む。処理温度は、含浸された炭素体を不安定化させないように、十分低いものである。
請求項(抜粋):
燃料電池に使用するための構造構成要素(4)であって、この構成要素は、構成要素内に微小な細孔を形成するような大きさとした材料粒子から形成され、前記細孔内に、金属のオキシ水酸化物、オキシ水酸化物水和物、酸化物水和物の化合物のいずれかを組み込むことにより親水性にされ、前記化合物は、水に対する溶解度が、約10-6モル毎リットル未満であることを特徴とする構成要素。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (2件):
H01M 8/02 R ,  H01M 8/10
Fターム (12件):
5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026BB03 ,  5H026BB10 ,  5H026CC03 ,  5H026EE05 ,  5H026EE11 ,  5H026EE12 ,  5H026HH00 ,  5H026HH04 ,  5H026HH05 ,  5H026HH09
引用特許:
審査官引用 (18件)
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