特許
J-GLOBAL ID:200903085645646224

段ボールシート製造装置の蒸気加熱ロールおよびその加熱制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-043527
公開番号(公開出願番号):特開2008-207345
出願日: 2007年02月23日
公開日(公表日): 2008年09月11日
要約:
【課題】段ボールシート製造装置の停止中に蒸気加熱ロールに発生する熱ひずみを、運転開始時に早急に解消することである。【解決手段】芯紙1を波形状に成形しながら加熱する上下一対の段ロール9a、9bに用いた蒸気加熱ロールへの蒸気供給経路31に、コントローラ34で作動される圧力制御弁35を設け、この圧力制御弁35の設定圧力Pを、段ボールシート製造装置の停止信号に基づいて低下させ、低下させた設定圧力Pを、段ボールシート製造装置の運転開始信号に基づいて元に戻すことにより、運転開始時に蒸気供給経路31と排出経路33との圧力差を増大させて、この増大させた圧力差によって高温高圧の蒸気をロール内に大量に導入し、停止中にドレンとの接触で冷却された周方向部位の温度差をなくして、停止中に発生する熱ひずみを運転開始時に早急に解消できるようにした。【選択図】図3
請求項(抜粋):
送給される芯紙とライナ紙を貼り合せて段ボールシートを製造する段ボールシート製造装置に配設されて、中空の内部に蒸気供給経路から供給される高温高圧の蒸気で外部の被加熱物を間接加熱し、蒸気が凝縮したドレンを排出経路に排出するスチームトラップが設けられ、前記段ボールシート製造装置の停止時に回転を止められる段ボールシート製造装置の蒸気加熱ロールにおいて、前記蒸気供給経路に、前記段ボールシート製造装置の運転開始信号と停止信号に基づいて作動される圧力制御弁を設け、この圧力制御弁の前記蒸気を供給する設定圧力を、前記停止信号に基づいて低下させ、この低下させた設定圧力を、前記運転開始信号に基づいて元に戻すようにしたことを特徴とする段ボールシート製造装置の蒸気加熱ロール。
IPC (2件):
B31F 1/36 ,  B31F 1/24
FI (2件):
B31F1/36 ,  B31F1/24 E
Fターム (4件):
3E078BB01 ,  3E078CC57 ,  3E078CC58 ,  3E078CD10
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-270143号公報
  • 登録実用新案第3061220号公報
審査官引用 (4件)
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