特許
J-GLOBAL ID:200903085809906192

廃棄物処理装置および該装置の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-229548
公開番号(公開出願番号):特開平9-229324
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 廃棄物を焼却し、灰分を安定に溶融スラグ化すると同時に、液状廃棄物を無害化処理し、燃焼溶融炉内の温度を燃焼/溶融スラグ化に適する温度に制御する。【解決手段】 廃棄物処理装置は、廃棄物aを加熱して熱分解し、熱分解ガスG1と熱分解残渣bとを生成する熱分解反応器2と、熱分解ガスG1と熱分解残渣bとを分離して排出する排出装置4と、排出装置4から排出される熱分解残渣bを燃焼性成分dと不燃焼性成分cとに分離する分離装置6と、排出装置4からの熱分解ガスG1と分離装置6からの灰分を含む燃焼性成分dを燃焼溶融処理する燃焼溶融炉3とを備えている。また、液状廃棄物容器15と燃焼溶融炉3との間には、ストレーナ16とポンプ17を有する液状廃棄物流路L5が設けられ、さらに液状廃棄物流路L5に合流する水流路L5’が設けられている。液状廃棄物gを液状廃棄物流路L5を介して水流路L5’から合流する水hと共に燃焼溶融炉3内に導入するよう構成されている。
請求項(抜粋):
廃棄物を加熱して熱分解し、熱分解ガスと主として不揮発性成分から成る熱分解残渣とを生成する熱分解反応器と、前記熱分解反応器に直結して設けられ前記熱分解ガスと熱分解残渣とを分離して排出する排出装置と、前記排出装置から排出される熱分解残渣を灰分を含む燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離する分離装置と、前記排出装置からの熱分解ガスと前記分離装置からの灰分を含む燃焼性成分を取り込んで、熱分解ガスと灰分を含む燃焼性成分を燃焼溶融処理する燃焼溶融炉とを備えた廃棄物処理装置において、前記廃棄物以外の液状廃棄物及び/または水を、前記排出装置、前記排出装置から前記燃焼溶融炉に至り前記熱分解ガスが流れる熱分解ガス流路、前記燃焼溶融炉、前記燃焼溶融炉に直結され燃焼溶融炉からの排ガスが流れる排ガス流路、のうちの少なくとも1つに導入する前記液状廃棄物及び/または水の導入手段を設けたことを特徴とする廃棄物処理装置。
IPC (5件):
F23G 5/027 ZAB ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/00 115 ,  F23G 5/02 ZAB ,  F23G 7/00 102
FI (5件):
F23G 5/027 ZAB Z ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/00 115 Z ,  F23G 5/02 ZAB A ,  F23G 7/00 102 G
引用特許:
審査官引用 (6件)
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