特許
J-GLOBAL ID:200903086069031525

担体分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-174081
公開番号(公開出願番号):特開2001-000991
出願日: 1999年06月21日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】担体の移送手段と分離手段とを一体化してコンパクトにすることで設備コストを低減でき、且つ処理水の排出量を多くする場合にも容易に対応することができる。【解決手段】硝化槽12内に流入した廃水と担体14との混合液は、筒状構造物18の下端流入口36から流入する。流入した混合液のうち、処理水流路22側に流れようとする混合液はスクリーン26により担体14が分離され処理水のみが通過する。一方、担体送り流路20側に流れた混合液とスクリーン26で分離された担体14は、担体送り流路20、移送水路28を通って硝化槽12内の上流位置Aに戻される。これにより、担体14を硝化槽12内で移送することができ、更に硝化槽12から排出する処理水から担体14を分離する。また、担体14の移送手段と分離手段とを合体させた構造にしたので、担体14の移送及び分離のための装置をコンパクト化することができる。これにより、設置スペースを小さくできると共に、設備コストを低減できる。
請求項(抜粋):
廃水を生物学的に処理する処理槽内に投入した微生物担体を前記処理槽内で移送する移送手段及び前記処理槽から排出する処理水から前記微生物担体を分離する分離手段を備えた担体分離装置において、前記処理槽内に縦向きに配設され、下端部に流入口を有し上端部に流出口を有する筒体内を縦方向に仕切って担体送り流路と処理水流路の2つの流路が形成された筒状構造物と、前記2つの流路内のうちの前記担体送り流路に設けられ、該担体送り流路内にエアを曝気してエアのエアリフト作用により、前記担体送り流路内に上向流を発生させると共に該流路内の液面を前記処理槽内の液面よりも高くする曝気手段と、前記筒状構造物の下端部に設けられ、筒状構造物内に流入する前記処理水と前記微生物担体の混合液のうち、前記処理水流路側に流入しようとする混合液から前記微生物担体を分離して処理水のみを通過させるスクリーンと、前記担体送り流路側の流出口に連通され、前記担体送り流路に流入した前記混合液を、前記エアリフト作用により処理槽内の所望の位置に移送する移送水路と、前記処理水流路の流出口に連通され、前記処理水流路に流入した前記処理水を、前記処理槽前後の水位差による押込力で前記処理水流路内に上向流を形成して前記処理槽外に排出する排出水路と、を備え、前記移送手段と前記分離手段を合体させたことを特徴とする担体分離装置。
Fターム (15件):
4D003AA14 ,  4D003AB03 ,  4D003AB09 ,  4D003BA01 ,  4D003BA02 ,  4D003BA03 ,  4D003CA02 ,  4D003CA07 ,  4D003CA08 ,  4D003DA08 ,  4D003DA11 ,  4D003DA19 ,  4D003DA30 ,  4D003EA01 ,  4D003FA10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 窒素除去装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-160369   出願人:株式会社クボタ
  • 窒素除去装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-308566   出願人:株式会社クボタ

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