特許
J-GLOBAL ID:200903086114967804

蛍光偏光度測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 祐司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-325227
公開番号(公開出願番号):特開平11-142334
出願日: 1997年11月10日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】 本発明の目的は、励起光の偏光方向の高速切り換えが可能で、機器の汎用化を図ることができる蛍光偏光度測定装置を提供することにある。【解決手段】 光源112と、分光器部114,116と、主軸を直線偏光の偏光方向と45 ゚傾けて設置した光弾性変調素子よりなり、該光弾性変調素子による光弾性効果により、分光器部114,116からの直線偏光の偏光状態を所定の変調周波数で変調する光変調部130と、試料より発せられた蛍光L2のうち蛍光L2の進行方向に垂直な面内で励起光L1の偏光方向と平行又は垂直成分を通過させる偏光子120と、該偏光子120を通過した蛍光L2のうち特定の波長区間を通過させる分光器132と、検知器134と、該検知器134で得た蛍光強度情報を持つ電気信号に基づき蛍光偏光度又は異方性を求める信号処理部154を備えたことを特徴とする装置110。
請求項(抜粋):
光を放射する光源と、前記光源からの光を単色光とし、所定の偏光方向の直線偏光とする励起光側分光器部と、主軸を前記直線偏光の偏光方向と45 ゚傾けて設置した光弾性変調素子よりなり、該光弾性変調素子による光弾性効果により、前記励起光側分光器部からの直線偏光の偏光状態を所定の変調周波数で変調する光変調部と、試料が充填され、前記光変調部からの励起光が該試料を照射するように配置された試料セルと、前記試料から発せられた蛍光のうち、該蛍光の進行方向に垂直な面内で前記励起光の偏光方向に対して平行成分又は垂直成分を通過させる発光側偏光子と、前記発光側偏光子を通過した蛍光のうち、特定の波長区間の光成分のみを通過させる発光側分光器と、前記発光側分光器を通過した蛍光を検知し、蛍光強度情報を持つ電気信号に変換する検知器と、前記検知器で得た蛍光強度情報を持つ電気信号に基づいて、蛍光の偏光度又は蛍光の異方性を求めるための信号処理部と、を備えたことを特徴とする蛍光偏光度測定装置。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-008730
  • 特開昭63-050741
  • 特開昭53-056078
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