特許
J-GLOBAL ID:200903086215147794

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-049036
公開番号(公開出願番号):特開平7-259615
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 蒸発燃料(エバポガス)の濃度の推定を常に迅速且つ正確に行うとともに、精密な空燃比制御を実現する。【構成】 燃料タンク7にはエバポガスを吸着するキャニスタ13が接続され、同キャニスタ13とエンジン1の吸気管2とを連通する放出通路15にはパージ弁16が配設されている。吸気管2にはインジェクタ4が配設されている。CPU21は、パージ弁16の開弁期間において、空燃比がリッチ寄りであればエバポ濃度を濃度更新幅だけ大きくし、空燃比がリーン寄りであればエバポ濃度を濃度更新幅だけ小さくする。又、CPU21は、エバポ濃度の変化率が大きいほど、濃度更新幅を大きな値に設定する。さらに、CPU21は、基本噴射時間をフィードバック補正係数,学習補正値,パージ補正係数等にて補正して最終噴射時間を求め、その最終噴射時間に基づいてインジェクタ4を駆動させる。
請求項(抜粋):
燃料タンクにて発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記キャニスタに吸着された蒸発燃料を放出通路を介して内燃機関の吸気系に放出すべく開閉動作する開閉弁と、前記開閉弁を所定のタイミングにて開弁動作させる弁制御手段と、前記内燃機関に燃料を噴射供給するインジェクタと、前記内燃機関の運転状態に応じて前記インジェクタによる燃料噴射量を演算する噴射量演算手段と、前記内燃機関に供給される混合気の空燃比を検出する空燃比センサと、前記弁制御手段による開閉弁の開弁期間において、前記空燃比センサによる空燃比がリッチ寄りであれば蒸発燃料の推定濃度値を所定の更新幅だけ大きくし、同空燃比がリーン寄りであれば蒸発燃料の推定濃度値を所定の更新幅だけ小さくする濃度推定手段と、前記濃度推定手段による推定濃度値と実際の濃度値とのずれの度合に応じて、前記濃度推定手段の更新幅を設定する更新幅設定手段と、前記空燃比センサによる空燃比と目標空燃比との偏差に基づく空燃比補正値、及び前記濃度推定手段による蒸発燃料の推定濃度値に応じて、前記噴射量演算手段による燃料噴射量を補正する噴射量補正手段と、前記噴射量補正手段による補正後の燃料噴射量に基づいて前記インジェクタを駆動させるインジェクタ制御手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 45/00 364 ,  F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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