特許
J-GLOBAL ID:200903086240516320

多孔質ゲルの製造方法およびそれを用いた断熱材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-012507
公開番号(公開出願番号):特開2003-212999
出願日: 2002年01月22日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 本発明は多孔質ゲルの製造方法に関するものであり、簡単な方法で微細な細孔を有する多孔質ゲルを製造するものである。【解決手段】 アルコキシシランを加水分解・重合させる工程に、疎水化剤であるアルキルアルコキシシランを存在させ、湿潤ゲルの作成と、疎水化処理をした後、非超臨界の条件で乾燥させることにより、簡単な方法で微細な細孔を有する多孔質ゲルが製造できるのである。また多孔質ゲルを含む断熱材は断熱性能が高く、熱伝導率が静止空気の熱伝導率以下とすることができるのである。
請求項(抜粋):
R'とR''とR'''はアルキル基を表し、(R'O)4Siで表されるアルコキシシランをゲル原料とし、R''x(R'''O)4-xSiで表されるアルキルアルコキシシランを疎水化剤とし、前記ゲル原料含む溶液を、少なくとも水を含む溶媒と、触媒とを用いて重合させる重合工程と、重合工程により湿潤ゲルが形成し、前記湿潤ゲルの表面を疎水化し、疎水化湿潤ゲルを得る疎水化工程と、前記疎水化湿潤ゲルを超臨界以下の温度または圧力条件で乾燥する乾燥工程により多孔質ゲルを製造する多孔質ゲルの製造方法において、ゲル原料が重合する重合工程中の溶液中に前記疎水化剤をゲル原料のモル量以下のモル量で存在させることを特徴とする多孔質ゲルの製造方法。
IPC (4件):
C08G 77/02 ,  C01B 33/159 ,  C09K 3/00 103 ,  C09K 5/00 101
FI (4件):
C08G 77/02 ,  C01B 33/159 ,  C09K 3/00 103 L ,  C09K 5/00 101
Fターム (22件):
4G072AA28 ,  4G072BB15 ,  4G072CC04 ,  4G072EE01 ,  4G072GG01 ,  4G072GG03 ,  4G072HH30 ,  4G072LL06 ,  4G072MM31 ,  4G072PP05 ,  4G072QQ07 ,  4G072RR12 ,  4G072UU30 ,  4J035AA01 ,  4J035AB02 ,  4J035AB03 ,  4J035AB05 ,  4J035AB06 ,  4J035CA06U ,  4J035FB01 ,  4J035FB02 ,  4J035LB12
引用特許:
審査官引用 (5件)
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