特許
J-GLOBAL ID:200903086260594050
モータ制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
稲岡 耕作
, 川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-092090
公開番号(公開出願番号):特開2007-267548
出願日: 2006年03月29日
公開日(公表日): 2007年10月11日
要約:
【課題】電動モータ起動時の注入電力を少なくすることにより、起動時の異音または振動を抑制でき、また、省エネルギー性にも優れたモータ制御装置を提供する。【解決手段】モータ制御装置5は、ロータならびにU相、V相およびW相のステータ巻線を備えた構成の電動モータ3を駆動する。高周波電圧発生部30は、大きさを一定に保持して所定周期で回転する回転定電圧ベクトルを印加するための電圧指令を生成する。ロータ角度推定部25は、回転定電圧ベクトルが印加されているときの電動モータ3からの電流応答に基づいてロータ位相角を推定する。回転定電圧の大きさおよび回転速度は、N極判定のための磁気飽和電圧および磁気飽和回転速度から、極位置推定のための極位置推定電圧および極位置回転速度へと変化させられる。これらは、温度センサ2によって検出される電動モータ3の温度に基づいて定められる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電動モータの温度を検出または推定する温度検出手段と、
この温度検出手段によって検出または推定される温度に基づいて、前記電動モータのステータが磁気飽和を起こすのに必要十分な磁気飽和電圧値を設定する磁気飽和電圧値設定手段と、
前記温度検出手段によって検出または推定される温度に基づいて、前記電動モータのロータの磁極位置を推定するのに必要十分な極位置推定電圧値を設定する極位置推定電圧値設定手段と、
前記磁気飽和電圧値設定手段によって設定された磁気飽和電圧値に従って、前記ロータの回転中心まわりを回転する回転定電圧ベクトルを形成するための磁気飽和用探査電圧を前記モータのステータ巻線に印加し、その後に、前記極位置推定電圧値設定手段によって設定された極位置推定電圧値に従って、前記ロータの回転中心まわりを回転する回転定電圧ベクトルを形成するための極位置推定用探査電圧を前記ステータ巻線に印加する探査電圧印加手段と、
この探査電圧印加手段によって探査電圧を印加しているときの前記電動モータの応答に基づいて前記ロータの回転角を演算する回転角演算手段とを含むことを特徴とするモータ制御装置。
IPC (4件):
H02P 21/00
, H02P 27/04
, B62D 5/04
, H02P 6/18
FI (4件):
H02P5/408 C
, B62D5/04
, H02P5/408 H
, H02P6/02 371T
Fターム (20件):
3D233CA03
, 3D233CA16
, 3D233CA20
, 3D233CA28
, 5H505AA16
, 5H505BB04
, 5H505CC04
, 5H505DD08
, 5H505EE41
, 5H505GG04
, 5H505JJ04
, 5H505LL34
, 5H505LL41
, 5H560AA08
, 5H560BB12
, 5H560DA12
, 5H560EB01
, 5H560XA02
, 5H560XA13
, 5H560XA14
引用特許:
出願人引用 (2件)
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特許第3312472号公報
-
筒内噴射式火花点火内燃機関
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-089278
出願人:トヨタ自動車株式会社
審査官引用 (6件)
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