特許
J-GLOBAL ID:200903086279565042

電力取引プログラム及び電力取引システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 栗原 浩之 ,  村中 克年
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-018355
公開番号(公開出願番号):特開2007-200053
出願日: 2006年01月27日
公開日(公表日): 2007年08月09日
要約:
【課題】コンピュータ上で仮想的な卸電力取引市場、電力需要者及び電力供給者を形成すると共に、電力売買に関して学習能力を有する電力需要者及び電力供給者が仮想的に電力取引を実行する電力取引プログラム及び電力取引システムを提供する。【解決手段】コンピュータを、需要者戦略パラメータに基づいて需要者入札データを算出する需要者10〜12を形成する需要者形成手段3と、供給者戦略パラメータに基づいて供給者入札データを算出する供給者20〜22を形成する供給者形成手段4と、需要者入札データ及び供給者入札データに基づいて、電力取引を行う前日市場30とリアルタイム市場31を形成する卸電力取引市場形成手段5と、電力取引の結果に基づいて需要者戦略パラメータ及び供給者戦略パラメータを更新する需要者パラメータ学習手段7及び供給者パラメータ学習手段8として機能させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
現実世界における電力需要者の電力需要量データと電力供給者の発電電力量データ及び発電費用データに基づき、仮想的に卸電力取引市場、電力需要者及び電力供給者を形成すると共に、前記卸電力取引市場を介して前記電力需要者と前記電力供給者との間で電力取引を行わせるプログラムであって、コンピュータを、 前記コンピュータに設けられた入力手段を介して、前記電力需要量データと前記発電電力量データと前記発電費用データと電力を購入する方針を決定する需要者戦略パラメータと電力を販売する方針を決定する供給者戦略パラメータと前記電力需要者及び前記電力供給者の生成数と電力取引を繰り返す回数を表す総取引ターン数と電力の小売価格を表す小売価格データとを取得するパラメータ入力手段と、 所定の需要予測関数より見積需要電力量を算出すると共に、前記見積需要電力量と前記需要者戦略パラメータに基づいて、購入を希望する電力量とその価格を表す需要者入札データとを算出する前記電力需要者を前記電力需要者の生成数だけ形成する需要者形成手段と、 前記発電電力量データと前記発電費用データと前記供給者戦略パラメータとに基づいて、販売を希望する電力量とその価格を表す供給者入札データとを算出する前記電力供給者を前記電力供給者の生成数だけ形成する供給者形成手段と、 前記需要者入札データと前記供給者入札データに基づいて電力の市場価格を算出すると共に、前記市場価格、前記需要者入札データ及び前記供給者入札データに基づいて、前記電力需要者の購入できた電力量を表す実購入電力量及び前記電力供給者の販売できた電力量を表す実販売電力量を算出する前記卸電力取引市場を形成する卸電力取引市場形成手段と、 前記卸電力取引市場での前記需要者入札データ及び前記供給者入札データから前記市場価格、前記実購入電力及び前記実販売電力を算出する過程を1つの取引ターンとして、前記取引ターン数で指定された回数の取引ターンを繰り返して処理をする電力取引制御手段と、 1つの取引ターンが終了する毎に、前記市場価格と前記電力需要量データと前記実購入電力量と前記小売価格とに基づいて、電力取引における損益を算出して、前記損益に基づいて前記需要者戦略パラメータを更新する需要者パラメータ学習手段と、 1つの取引ターンが終了する毎に、前記市場価格と前記実販売電力量と前記発電費用データとに基づいて電力取引における損益を算出して、前記損益に基づいて前記供給者戦略パラメータを更新する供給者パラメータ学習手段 として機能させることを特徴とする電力取引プログラム。
IPC (2件):
G06Q 50/00 ,  G06Q 30/00
FI (2件):
G06F17/60 110 ,  G06F17/60 316
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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