特許
J-GLOBAL ID:200903086287380191

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113188
公開番号(公開出願番号):特開平6-323168
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】内燃機関の始動時における噴射燃料の微粒化を促進し、エミッションの悪化を招くことなく始動性の向上を図る。【構成】エンジン1の制御装置はピストン3、吸気バルブ7、排気バルブ8、燃料噴射弁11、可変バルブタイミング機構24、電子制御装置(ECU)51等を備える。ECU51のCPU52は、可変バルブタイミング機構24及び燃料噴射弁11を駆動制御する。その結果、エンジン1の始動時には、排気バルブ8が閉弁し、かつピストン3が上死点に達した後に吸気バルブ7が開弁し、始動後の閉弁時期よりも遅れて吸気バルブ7が閉弁する。また、可変バルブタイミング機構24による吸気バルブ7の開弁と同時に燃料が噴射される。このため始動時においては、燃焼室4内で負圧が発生し、吸気バルブ7の開弁により吸気が導入される瞬間に燃料が噴射されることになり、噴射燃料の微粒化が促進される。
請求項(抜粋):
ピストンの往復動をクランクシャフトの回転運動に変換して動力を得る内燃機関に設けられ、クランクシャフトの回転にて駆動されることにより、内燃機関の燃焼室に連通する吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する吸気バルブ及び排気バルブと、前記吸気バルブ及び排気バルブのうち、少なくとも吸気バルブの開弁時期を調整可能な可変バルブタイミング機構と、前記吸気通路に設けられ、燃焼室へ燃料を噴射する燃料噴射弁と、前記内燃機関の始動状態を検出する始動状態検出手段と、前記始動状態検出手段により内燃機関の始動状態が検出されたときには、排気バルブが閉弁し、かつピストンが上死点に達してから吸気バルブを開弁させるとともに、機関始動後の閉弁時期よりも遅く吸気バルブを閉弁させるべく、可変バルブタイミング機構を駆動制御する第1の制御手段と、前記始動状態検出手段により内燃機関の始動状態が検出されたときには、前記可変バルブタイミング機構による吸気バルブの開弁時期にて燃料を噴射させるべく、燃料噴射弁を駆動制御する第2の制御手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (6件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F01L 13/00 301 ,  F02D 41/06 335 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る