特許
J-GLOBAL ID:200903086302276460

レンズおよび連結可能なフローセル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-533660
公開番号(公開出願番号):特表2000-508062
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】生物学的液体を分析するための一つまたは複数のリザーバを有するバイオセンサの改良について開示する。本バイオセンサ(190)はプレート(100、186)のような複数の部材の間に配置された導波管と、液体を生物学的に分析するリザーバの壁面となるように形成された少なくとも一つ以上の部材とを含む。リザーバ壁面は金属のような不活性で不透明な材料が望ましい。バイオセンサにはガスケット(162)を含むこともあるが、ガスケットはリザーバ壁面のいかなる重要な部分も形成しないような方法で(例えばガスケットを金属板中に形成した溝に設置することによって)複数の部材および導波管と係合されている。様々な組成(例えばプラスチック、石英、またはガラス)の導波管は部材と結合してバイオセンサを形成する。バイオセンサの金属板には反応リザーバで分析すべき液体を注入、排出、および振動するための出入口がある。したがって本発明では導波管の外で光を収束するための後部レンズと連結したソリ形平面導波管についても開示するが、当該導波管はクオリティコントロール測定の役割をし、ゆえにバイオセンサが適切に配置され光が作用していることを保証する。
請求項(抜粋):
1 少なくとも一つの平面を有し、液体が入る隙間がないよう密着させて第一部材と係合した導波管と、 導波管と結合し、導波管と共に生物学的液体を入れるためのリザーバの壁面を区画し、同時に導波管の表面が前記リザーバの床板を区画し、前記床板が一部分で捕捉分子と結合している第一部材とを含み、生物学的液体を分析するための装置中で使用する改良されたバイオセンサであって、不活性かつ不透明な材料から形成されているリザーバ壁面を含む改良されたバイオセンサ。2 前記不活性かつ不透明な材料が金属であるものとする請求項1に記載の改良されたバイオセンサ。3 前記第一部材全体が金属で形成されているものとする請求項1に記載の改良されたバイオセンサ。4 前記第一部材がリザーバに液体を振動するための出入口を有するものとする請求項1に記載の改良されたバイオセンサ。5 前記バイオセンサが導波管への第一部材の装着を緩衝するために配置されたガスケットを含むものとする請求項1に記載の改良されたバイオセンサ。6 前記ガスケットが薄層の可塑性材料および合成樹脂ポリマー材料であるものとする請求項5に記載の改良されたバイオセンサ。7 前記導波管がプラスチック、石英およびガラスから成る光学材料の部類の中から選択した一つの光学材料から形成されるものとする請求項1に記載の改良されたバイオセンサ。8 前記導波管が平坦かつ結合効率とビームの特性を監視するために前記導波管を通過する光を測定するための後部レンズと結合しているものとする請求項8に記載の改良されたバイオセンサ。9 前記バイオセンサが第二部材を含むことと、前記導波管が前記第一部材と前記第二部材との間に挟まれることからなる請求項1に記載の改良されたバイオセンサ。10 前記バイオセンサが支持板を含むものとする請求項9に記載の改良されたバイオセンサ。11前記バイオセンサが第三部材を含むことと、前記第三部材が前記バイオセンサと測定装置とを結合するための手段を有していることをからなる測定装置に配置された請求項10に記載の改良されたバイオセンサ。12 前記導波管が平坦かつ前記導波管に光を結合するための回折格子と結合しているものとする請求項7に記載の改良されたバイオセンサ。13 光を受けるためのレンズ末端部を有する前部傾斜部と、 前記導波管の外で光を伝搬するためのレンズを有する後部傾斜部と、 前記前部傾斜部にレンズにおいて受け取られる光を前記後部傾斜部にレンズを通して伝搬するために、前記前部傾斜部から前記後部傾斜部へ光を伝搬するための互いに平行な第一平面および第二平面を有する平面部とから成る導波管。14 捕捉分子が前記平面部の前記第一平面に結合するものとする請求項13に記載の導波管。15 前記導波管が光学プラスチックから形成されることと、前部傾斜部が約15度から32度の平均角で平面部の平面から反対に折れ曲がることからなる請求項13に記載の導波管。16 少なくとも一つの平面を有し、導波管を通過する光を測定するような方向に向けた後部レンズと光学的に結合し、カプリング効率とビーム特性を監視し、さらには液体が入る隙間がないよう密着させて第一部材と結合した導波管と、 導波管と結合し、導波管と共に生物学的液体を入れるための複数個のリザーバの壁面を区画し、同時に導波管の表面が前記複数個のリザーバの非金属床板を区画し、前記床板が一部分で捕捉分子と結合している第一部材と、 前記第一部材の導波管への接着を保護するよう配置されたガスケットと、 第一部材と第二部材の間に導波管が挟まれるような第二部材とから成る、生物学的液体を分析するための装置中で使用するバイオセンサ。17 前記第一部材がリザーバに液体を注入または排出するための出入口を有するものとする請求項16に記載のバイオセンサ。18 少なくとも一つの平面を有し、導波管を通過する光を測定するような方向に向けた後部レンズと光学的に結合し、カプリング効率とビーム特性を監視し、さらには液体が入る隙間がないよう密着させて第一部材と結合した導波管と、 導波管と結合し、導波管と共に生物学的液体を入れるための一つ以上のリザーバを区画し、同時に導波管の表面が前記リザーバの床板または天井板を区画し、前記床板が一部分で捕捉分子と結合している第一部材と、 生物学的液体を前記捕捉分子と接触させるために前記生物学的液体を前記リザーバに注入および排出するための前記リザーバと互いに流体の移動が可能であるように連通した出入口とから成る、生物学的液体を分析するための装置中で使用する改良された装置。19 光源と、 少なくとも一つの平面を有し、さらには液体が入る隙間がないよう密着させて第一部材と結合した導波管と、 導波管と結合し、導波管と共に生物学的液体を入れるための一つ以上のリザーバを区画し、前記平面が一部分で捕捉分子と結合している第一部材と、 生物学的液体を前記捕捉分子と接触させるために前記生物学的液体を前記リザーバに注入および排出するための前記リザーバと互いに流体の移動が可能であるように連通した出入口と、前記平面を通して放射する光を検出するための光検出器とから成るバイオセンサを有する改良された装置であって、 表面が一般的に水平で、装置が置かれているその表面の水準にあって、平面が前記リザーバの天井板を形成するような方法で前記バイオセンサの向きを合わせて置ぐことから成る、生物学的液体を分析するための改良された装置。
IPC (6件):
G01N 21/64 ,  G01N 21/05 ,  G01N 33/543 595 ,  G01N 33/552 ,  G02B 6/00 ,  G02B 6/32
FI (7件):
G01N 21/64 G ,  G01N 21/05 ,  G01N 21/64 F ,  G01N 33/543 595 ,  G01N 33/552 ,  G02B 6/32 ,  G02B 6/00 B
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (9件)
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