特許
J-GLOBAL ID:200903086317876545

蓄熱式リザーブタンクとそれを備えた内燃機関の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-162162
公開番号(公開出願番号):特開平9-013964
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 リザーブタンクと蓄熱タンクを合体させてスペースを小さくする。【構成】 断熱構造の蓄熱式リザーブタンク1は、冷却水を貯溜するリザーブタンクの作用をするだけでなく、冷却水の熱を保存する蓄熱タンクの作用もする。内燃機関の本体20が通常の運転状態にあるときには、高温の冷却水の一部が蓄熱式リザーブタンク1の入口6から出口8に向かって内部を通過して流れる。従って、機関が停止するとタンク1内には自動的に高温の冷却水が残り、保温状態で貯溜される。次に機関の冷間始動時において、三方弁28の切り換えによってタンク1内に貯溜されていた温水が戻り配管32へ供給されると、サーモスタット25の閉弁の下で、温水が機関本体20の冷却水套を流れて加熱するので、機関の暖機が促進される。また、温水がヒータ配管29へ供給されると、機関の始動と同時に吸気熱交換器30や暖房用ヒータ31へ熱が供給される。
請求項(抜粋):
実質的に外表面の全てを覆う断熱構造の壁を備えていることによって、前記断熱構造の壁の内部に高温の冷却水を保温しながら貯溜することができる密閉された空間を形成しており、内燃機関の冷却水回路を流れる冷却水の量を自動的に増減調整するために前記空間の下部に冷却水層を形成させると共に、前記空間の上部に前記冷却水層によって圧縮される閉ざされた空気層を形成させることができ、しかも、前記断熱構造の壁の一部にそれを通過して前記空間の内部へ高温の冷却水を流入させるための入口と、同じく前記断熱構造の壁の一部にそれを通過して前記空間の内部から高温の冷却水を流出させるための出口をそれぞれ備えていることを特徴とする、内燃機関の冷却装置に使用される蓄熱式リザーブタンク。
IPC (2件):
F01P 3/20 ,  F01P 11/00
FI (4件):
F01P 3/20 B ,  F01P 3/20 E ,  F01P 3/20 H ,  F01P 11/00 C
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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