特許
J-GLOBAL ID:200903086403933535

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-221463
公開番号(公開出願番号):特開平9-065133
出願日: 1995年08月30日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 低濃度領域に現れる縞状の紋様を除去し、かつ画像の濃度が滑らかに変化している領域において濃度変化が不連続に見えることがない疑似中間調画像を作成する。【解決手段】 入力画像の各ラインに対して、方向選択手段により二値化における注目画素の移動方向が選択され、それに従って順次注目画素が決定されて、画像メモリ2から各注目画素に対応する入力濃度Iが読出される。また、二値化閾値決定手段により、注目画素の入力濃度Iに基づいて二値化閾値Tvalを決定し、RAM3から注目画素に配分された重み付け誤差和Eを読出して、補正濃度I’を求める。そして、二値化閾値Tvalと補正濃度I’を比較して出力信号Oを決定し、それを画像メモリ8に書き込んだ後、注目画素の入力濃度に従って複数の重み付け係数マトリクスの中から1つを選択し、それを用いて注目画素で発生した二値化誤差をその周辺画素に配分する。
請求項(抜粋):
中間調画像の各画素を二値化して、疑似中間調の画像データを作成する画像処理装置において、各ライン毎に、二値化を行う注目画素の移動方向を選択する方向選択手段と、周辺画素から分配された二値化誤差に基づいて、注目画素の入力濃度を補正して補正濃度を求める入力濃度補正手段と、前記注目画素の入力濃度に基づいて、注目画素の二値化の際に用いる二値化閾値を決定する二値化閾値決定手段と、前記入力濃度補正手段により求められた補正濃度を、前記二値化閾値決定手段により決定される二値化閾値と比較して、二値の出力信号を決定する出力信号決定手段と、その出力信号決定手段により決定された出力信号と前記補正濃度とから、注目画素において発生した二値化誤差を求める二値化誤差演算手段と、サイズが異なる複数の重み付け係数マトリクスと、それら複数の重み付け係数マトリクスの中から、注目画素の入力濃度に応じた重み付け係数マトリクスを選択するマトリクス選択手段と、そのマトリクス選択手段により選択された重み付け係数マトリクスを用いて、前記二値化誤差演算手段により求められた二値化誤差を重み付けし、それを前記方向選択手段により選択された注目画素の移動方向に従って周辺画素に分配する二値化誤差分配手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
IPC (3件):
H04N 1/405 ,  G06T 5/00 ,  H04N 1/403
FI (3件):
H04N 1/40 B ,  G06F 15/68 320 A ,  H04N 1/40 103 A
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-017569   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-352898   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 中間調二値データ発生回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-248290   出願人:ローム株式会社
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審査官引用 (3件)
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-017569   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-352898   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 中間調二値データ発生回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-248290   出願人:ローム株式会社

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