特許
J-GLOBAL ID:200903086427470013

人工心臓ポンプのシール機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-234473
公開番号(公開出願番号):特開平9-051944
出願日: 1995年09月12日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 人工心臓のシール機構において、常に良好なメカニカルシール接触面を維持することによって、回転軸の血液に対する軸封を長期間確実に維持し、かつ、循環液の消費量を減らすこと。【解決手段】 人工心臓本体3は、ポンプ基部4と、この先端に設置される動翼16、静翼18、ケーシング部6、モータ27内蔵の回転軸10を備えている。さらに、ポンプ基部4内にポンプを駆動させるモータの回転軸を軸承する滑り軸受けロータ14a、14bを有し、ポンプ基部先端から軸受け内への血液の浸入を防止するための端面回転接触式のメカニカルシール9と、このメカニカルシールと軸受けロータ14aとの間に形成される流動液室24に面したメカニカルシール9を洗い流す循環液と、前記循環液を循環させる機構を有する。
請求項(抜粋):
人体に使用される人工心臓ポンプにおいて、円筒状のポンプ基部(4)と、前記ポンプ基部の基端部に接続したモータ(27)の回転軸(10)を介して前記ポンプ基部(4)先端に設置されたポンプの動翼(16)を駆動させる駆動部(5)と、前記ポンプ基部の先端に形成されたケーシング部(6)とを備え、内部には前記回転軸の基端部と先端部を軸承する、軸受けロータ(14a、14b)と軸受けステータ(11a)からなる軸受けを有すると共に、前記ポンプ基部(4)先端から前記軸受けロータ(14a、14b)と軸受けステータ(11a)の摺動面内への血液の浸入を防止するための、平滑な接触面を有する少なくとも一組の端面回転接触式のシール部(以下メカニカルシール)(9、109、209、309)と、前記メカニカルシール(9、109、209、309)と前記軸受けロータ(14a)との間に形成される流動液室(24)に面した前記メカニカルシール(9、109、209、309)を洗い流す循環流体と、前記循環流体を循環させる機構を有することを特徴とする人工心臓ポンプのシール機構。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 人工心臓
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-334589   出願人:株式会社サンメディカル技術研究所, エヌオーケー株式会社
  • 特表昭61-500058
  • 人工心臓のシール機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-354938   出願人:株式会社サンメディカル技術研究所

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