特許
J-GLOBAL ID:200903086553552149
拡張可能な管腔内部人工器官
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-167147
公開番号(公開出願番号):特開平11-128364
出願日: 1998年06月15日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 高度な均一性及び柔軟性と優秀なデザイン性能とを備えた、バルーンで拡張可能なステントを得る。【解決手段】 管状部材(1)からなる拡張可能な管腔内部人工器官は、体内の通路、特に血管の管腔内への部材の腔内配送を可能にする第一の直径を持つ。管状部材(1)は、管状部材の内部から半径方向外方へ力を加えることで、拡張及び変形した第二の直径を得ることが可能である。第二の直径は、管状部材に加えた力の大きさに応じて変化する。このような管状部材を、体内の通路の管腔を拡張するために拡張変形させることができる。本発明によれば、前記管状部材の壁は、相互にずれた波形のほぼ連続的な構造(2)からなり、この構造は、管壁から分離しており、管状体の長手方向の軸に沿ってほぼ螺旋状に延びる少なくとも一つのパターンを示し、構造内の接続要素が、隣接する波形を各々連結する。これらの接続要素は、それによって相互接続される波形の一体延長となっている。
請求項(抜粋):
第一及び第二の端部とこれら第一及び第二の端部の間に配置された壁面とを持つ管状部材からなり、前記壁は、かなり均一な厚さと、体内の通路、特に血管の管腔内への前記部材の腔内配送を可能にする最初の非拡張状態における第一の直径とを持ち、前記部材は、前記管状部材の内部から半径方向外方へ力を加えることによって、拡張及び変形状態における第二の直径を得ることが可能であり、この第二の直径は、前記管状部材に加えた前記力の大きさに応じて変化するため、前記管状部材を拡張し変形することによって体内の通路の前記管腔を拡張することが可能であり、少なくとも前記最初の非拡張状態において、前記管状部材の前記壁の少なくとも一部分が、管壁から分離し相互にずれた波形のほぼ連続的な構造からなること、このほぼ連続的な構造が、前記管状体の長手方向の軸に沿ってほぼ螺旋状に延びる少なくとも一つのパターンからなること、そして、前記構造が、隣接する波形を連結する接続要素を含み、これら接続要素が、連結すべき波形の一体延長であることを特徴とする拡張可能な管腔内部人工器官。
引用特許: