特許
J-GLOBAL ID:200903086579771299

リラクタンス型同期電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-161869
公開番号(公開出願番号):特開平11-356078
出願日: 1998年06月10日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 界磁電流制御が回転子速度のみに依存して行われている場合、電力消費が大きく電動機本体が発熱してしまい、また界磁電流が少ないとトルク定数が低くなり加速時間が延びる。【解決手段】 トルク指令値STCから求められる界磁電流補償係数SKFにより界磁電流指令値SIFCを補償する手段を備えることで、トルクが必要な場合には界磁電流SIFCを多く流し、必要のない場合には界磁電流SIFCを少なく流すようにする。また、界磁電流指令値SIFCから求められる電機子電流指令補償値SKAにより電機子電流指令値SIACを補償する手段を備えることで、界磁電流が変化した場合のトルク定数の変化を、界磁電流指令値SIFCを参照する電機子電流指令SIACに補償する。
請求項(抜粋):
軟磁性材料からなる回転子表面の磁気抵抗が固定子側から見て回転方向に高低差を持つよう回転子内部に磁気絶縁手段を備えることで固定子の起磁力を磁気抵抗の低い部分である磁極を貫通して発生し回転子磁極を前記起磁力方向に回転移動させるトルクを発生するようなリラクタンス型同期電動機と、前記回転子の回転子位置を検出する検出手段と、前記同期電動機に電流を流すために、前記回転子位置より電機子電流指令と界磁電流指令をそれぞれ算出し加算することで電流指令とする電流指令演算手段を具備する制御装置において、回転子速度を参照し演算される界磁電流振幅演算部と、トルク指令値を参照する関数発生部によって得られた係数を乗じることで、界磁電流指令値とする演算部を具備することを特徴とするリラクタンス型同期電動機の制御装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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