特許
J-GLOBAL ID:200903086732591548

コンクリート橋脚の構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-343908
公開番号(公開出願番号):特開平11-158813
出願日: 1997年11月28日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 張り出し部施工のための支保工を不要として、危険作業の解消および工期の短縮化を図ること。【解決手段】 張り出し部76の直下の柱部74を構築する際に、縦鋼材200をコンクリート中に埋設固定し、縦鋼材200を柱部74の上方に突出させる。そして、縦鋼材200の上端に横鋼材102を取り付け、横鋼材202を柱部74の左右に突出させておく。つづいて張り出し部76を構成する中央部型枠206を柱部74の上に固定する。次に、左右の側部型枠208の一つづつを吊り上げ、中央部型枠206の側部に連結する。この場合、まず、横鋼材202の端部と側部型枠208の連結片228とを連結し、側部型枠208を柱部74に仮固定する。
請求項(抜粋):
プレキャストコンクリート板を組み立ててコンクリート型枠を設置し、前記コンクリート型枠内にコンクリートを打設し、ほぼ均一の断面で上下に延在する柱部と、この柱部の上端で柱部の左右に張り出された張り出し部とを有するコンクリート橋脚を構築する方法であって、前記柱部を形成する際に、柱部の内部に柱部の上端から上方に突出する縦鋼材を固定しておき、前記柱部の上方で縦鋼材の上部に、柱部の左右方向に延在し柱部の左右に突出する横鋼材を取り付け、前記張り出し部をなすコンクリート型枠を、前記柱部の直上に位置する中央部型枠と、前記中央部型枠の左右に連結される左右の側部型枠との三つの分割体で構成し、前記柱部の形成後、前記中央部型枠を柱部の上端に連結し、前記左右の側部型枠を前記中央部型枠の左右に連結する際に、左右の側部型枠を前記横鋼材に連結し仮固定するようにした、ことを特徴とするコンクリート橋脚の構築方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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