特許
J-GLOBAL ID:200903086865715720

車両の出力トルク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-233013
公開番号(公開出願番号):特開平9-084211
出願日: 1995年09月11日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関では得ることのできない出力トルク特性を電動機によって補うことにより、動力伝達手段の捻れに起因する車両の振動の発生を防止すること。【解決手段】 車両の出力トルク制御装置は、駆動源としてエンジン10とモータジェネレータ30とを備えている。ECU60は、スロットルセンサ44により検出されたスロットル開度TAから目標出力トルク値を決定し、さらに、目標出力トルク値に基づいて、エンジン10に出力させるエンジン指示出力トルク値TENG 、及びモータジェネレータ30に出力させるモータジェネレータ出力トルク値TMGを決定する。各指示出力トルク値TENG 、TMGの決定に当たっては、車両Bの振動を防止する出力トルクパターンにしたがって実出力トルク値Tr が出力されるようエンジン10が出力することのできない急激な出力トルクの増加分をモータジェネレータ30によって出力させる。
請求項(抜粋):
内燃機関と電動機とを備えた駆動源と、駆動源と駆動輪とを連結し、駆動源により出力された出力トルクを駆動輪に伝達する動力伝達手段と、駆動源に要求される出力トルクを検出する要求トルク検出手段と、要求トルク検出手段によって検出された要求トルクを用いて目標出力トルクを算出する目標出力トルク算出手段と、目標出力トルク算出手段により算出された目標出力トルクを出力するよう前記駆動源を制御する駆動源制御手段とを備え、動力伝達手段の駆動源側と駆動輪側との間には駆動源が出力した出力トルクに応じて相対捻れ角が発生し、駆動源が出力した出力トルクが第1出力トルクから第2出力トルクに変化した場合には、相対捻れ角が第2相対捻れ角に収束する車両の出力トルク制御装置において、前記要求トルク検出手段は、所定時間毎に要求トルクを検出し、前記要求トルク検出手段により検出された要求トルクが第1要求トルクから第2要求トルクに変化した際には、前記相対捻れ角が常時、第2相対捻れ角に維持されるよう第2出力トルクの出力時期を決定するとともに、前記要求トルク検出手段により検出された要求トルクが第1要求トルクから第2要求トルクに変化した際に前記相対捻れ角を常時、第2相対捻れ角に維持するよう前記第2出力トルク出力前に出力される前記第3出力トルクの出力時期、出力値を決定する出力パターン決定手段と、その出力パターン決定手段によって決定された前記第3出力トルクの出力時期、出力値、及び前記第2出力トルクの出力時期に基づき、前記第2出力トルク及び前記第3出力トルクを前記電動機及び前記内燃機関によって出力させる出力トルク制御手段とを備えたことを特徴とする車両の出力トルク制御装置。
IPC (3件):
B60L 11/14 ,  B60K 25/06 ,  F02D 29/06
FI (3件):
B60L 11/14 ,  B60K 25/06 ,  F02D 29/06 D
引用特許:
審査官引用 (3件)

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