特許
J-GLOBAL ID:200903086866985585

制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-128956
公開番号(公開出願番号):特開平11-321626
出願日: 1998年05月12日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】所望する目標減速度が所定値以下のときには前後制動力配分を確保しながら回生できる電力だけを回生し、所望する減速度が所定値以上のときには回生可能な電力を全て回生して燃費効果を高める。【解決手段】マスタシリンダ圧から運転者の所望減速度GD を算出し、この所望減速度GD が所定減速度G0 以下のときにはモータジェネレータの回生制動力が作用する前輪だけを当該所定減速度G0 に相当する制動力分だけ減圧し、所望減速度GD が所定減速度G0 より大きいときにはモータジェネレータで発生可能な回生制動力BFREG を求め、この回生制動力BGREG と所定制動力BF0 との差分値ΔBFREG に応じた四輪統括減圧量ΔPREG-TTL を減圧する。また、アンチロックブレーキ制御の開始等によりモータジェネレータの回生作動が解除されたときには、先に四輪統括減圧を中止して制動力配分を安定させる。
請求項(抜粋):
前後何れか一方の左右輪に対して電気的な制動力を付与する電気的制動手段と、各車輪の制動用シリンダへの作動流体圧によって当該車輪に制動力を付与する流体圧制動手段と、前記前後何れか一方の左右輪の制動用シリンダの作動流体圧だけを同時に制御する所定輪作動流体圧制御手段と、四輪の制動用シリンダの作動流体圧を同時に制御する四輪作動流体圧制御手段と、車両の目標減速度を検出する目標減速度検出手段と、前記電気的制動手段で達成可能な電気的制動力を算出する電気的制動力算出手段と、前記目標減速度検出手段で検出された目標減速度が予め設定された所定目標減速度より小さいときには、前記電気的制動手段によって前後何れか一方の左右輪に電気的制動力を付与しながら、前記所定輪作動流体圧制御手段によって前後何れか一方の左右輪の制動用シリンダの作動流体圧だけを同時に減圧制御し、且つ前記目標減速度検出手段で検出された目標減速度が前記予め設定された所定目標減速度より大きいときには、前記電気的制動手段によって前後何れか一方の左右輪に電気的制動力を付与しながら、前記電気的制動力算出手段で算出された当該電気的制動手段による電気的制動力に応じて、少なくとも四輪作動流体圧制御手段によって四輪の制動用シリンダの作動流体圧を同時に減圧制御する減圧制御調整手段とを備えたことを特徴とする制動力制御装置。
IPC (2件):
B60T 13/66 ,  B60T 13/12
FI (2件):
B60T 13/66 Z ,  B60T 13/12 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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