特許
J-GLOBAL ID:200903087032609949

金属製クローラ用弾性パッド及び金属製クローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-213640
公開番号(公開出願番号):特開平11-049050
出願日: 1997年08月07日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 金属製クローラの履板外面に取り付ける弾性パッドにおいて、履板との結合は、パッド本体を厚さ方向に貫通させるボルトと、履板の内側へ設けるナットとの螺合によって行っているが、そのためパッド本体の踏面にはボルト挿通孔が形成され、この孔が小石や泥詰まりによる各種問題の原因となっていた。【解決手段】 芯材6の幅方向一端部にフック部9を設け、他端部に、履板3の外面に当接するボルト保持部8を設ける。このボルト保持部8に、履板3に係合する抱き込み部材18を当接させ、これらをボルト15とナット16とで螺合結合させる。ナット16は、芯材6に設けた側壁状の当て止め片23に当接して回止めされる。従って、パッド本体5の踏面にボルト挿通孔は形成されない。
請求項(抜粋):
多数の金属製履板(3)を連結して成るエンドレスの金属製クローラ(2)に対し各履板(3)の外面に装着される弾性パッドにおいて、弾性材製のパッド本体(5)と、該パッド本体(5)の裏面側に設けられる芯材(6)とを有し、芯材(6)の少なくとも幅方向一端側には該幅方向に沿って貫通するボルト挿通孔(14)を有したボルト保持部(8)が設けられており、該ボルト保持部(8)のボルト挿通孔(14)へ挿通されるボルト(15)と該ボルト(15)に螺合されるナット(16)とにより、履板(3)を芯材(6)側へ引き寄せ固定可能な抱き込み部材(18)がボルト保持部(8)に対して結合可能になっており、ボルト保持部(8)と抱き込み部材(18)との結合時に芯材(6)と履板(3)との間に挿入されているボルト(15)又はナット(16)が回止め状態に保持されていることを特徴とする金属製クローラ用弾性パッド。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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