特許
J-GLOBAL ID:200903087295038717

エンジンの冷却構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-092661
公開番号(公開出願番号):特開2000-282861
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 シリンダヘッド先行冷却型のエンジンにおいてシリンダヘッドのウオータジャケットのエア抜き性を向上させる。【解決手段】 エンジンEを冷却する冷却水はラジエータ15、第2ラジエータホース16、冷却水入口開口17、シリンダヘッド12のウオータジャケットJh、シリンダブロック11のウオータジャケットJb、冷却水出口開口19および第1ラジエータホース20よりなる閉じた経路に沿って循環する。冷却水出口開口19を、冷却水通路P2 を介してシリンダブロック11のウオータジャケットJbに接続するとともに、連通孔29を介してシリンダヘッド11のウオータジャケットJhに接続する。ラジエータ15の上部からエンジンEに冷却水を充填するとき、シリンダヘッド12のウオータジャケットJhに閉じ込められたエアーを、連通孔29、冷却水出口開口19および第1ラジエータホース20を介してラジエータ15の上部から排出することができる。
請求項(抜粋):
冷却水が流通するウオータジャケット(Jb)を備えたシリンダブロック(11)と、冷却水が流通するウオータジャケット(Jh)を備えてシリンダブロック(11)の上面に結合されるシリンダヘッド(12)と、シリンダヘッド(12)およびシリンダブロック(11)を冷却して温度上昇した冷却水を冷却するラジエータ(15)と、シリンダブロック(11)のウオータジャケット(Jb)から出た冷却水をラジエータ(15)に導く第1ラジエータホース(20)と、ラジエータ(15)から出た冷却水をシリンダヘッド(12)のウオータジャケット(Jh)に導く第2ラジエータホース(16)と、ラジエータ(15)、第2ラジエータホース(16)、シリンダヘッド(12)のウオータジャケット(Jh)、シリンダブロック(11)のウオータジャケット(Jb)および第1ラジエータホース(20)よりなる閉じた経路に沿って冷却水を循環させるウオータポンプ(18)と、を備えたエンジンの冷却構造であって、第2ラジエータホース(16)の下流端が接続される冷却水入口開口(17)および第1ラジエータホース(20)の上流端が接続される冷却水出口開口(19)をシリンダヘッド(12)に形成し、シリンダヘッド(12)のウオータジャケット(Jh)を冷却水入口開口(17)に連通させるとともに、シリンダブロック(11)のウオータジャケット(Jb)をシリンダブロック(11)内およびシリンダヘッド(12)内に亘って形成した冷却水通路(P2 )を介して冷却水出口開口(19)に連通させ、更にシリンダヘッド(12)のウオータジャケット(Jh)を連通孔(29)を介して冷却水出口開口(19)に連通させたことを特徴とするエンジンの冷却構造。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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