特許
J-GLOBAL ID:200903087363087802

カラーモード・赤外モード共用型テレビカメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高梨 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-094604
公開番号(公開出願番号):特開平8-275182
出願日: 1995年03月28日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 簡単な膜構成より成る色分解光学系を使用することにより、赤外モード撮像時に可視域から離れた波長領域の赤外光束を用いて可視域の光束と分離して撮像することができるカラーモード・赤外モード共用型テレビカメラを得ること。【構成】 被写体からの光束を3つのプリズムブロックより成る色分解光学系を介して少なくとも青色光、赤色光、緑色光の3つの色光に色分解し撮像素子へ導くと共に、赤外線阻止フィルター又は赤外線透過フィルターを着脱させることにより、カラーモード撮像と赤外モード撮像との切り替えを行なう際、該被写体からの光束を入射させるプリズムブロックの透過反射面の一部に青色光及び赤外光を反射させ、残りの色光を透過させる青反射ダイクロイック膜を施し、その青反射ダイクロイック膜の基本膜構成を高屈折率層膜と低屈折率層膜との光学膜厚比が3:1で12層以上の交互層より構成したこと。
請求項(抜粋):
対物レンズを通過した被写体からの光束を色分解光学系を介して少なくとも青色光、赤色光、緑色光の3つの色光に色分解し、該3つの色光に対応する撮像素子へ導くと共に、該被写体と該撮像素子との間の光路中に赤外線を阻止する赤外線阻止フィルター又は赤外線を透過する赤外線透過フィルターを着脱させることにより、カラーモード撮像と赤外モード撮像との切り替えを行なうカラーモード・赤外モード共用型テレビカメラであって、該色分解光学系は少なくとも3つのプリズムブロックより成り、該3つのプリズムブロックのうち、該被写体からの光束を入射させるプリズムブロックは、その透過反射面の一部に青色光及び赤外光を反射させ、残りの色光を透過させる青反射ダイクロイック膜が施されており、該青反射ダイクロイック膜は、その基本膜構成を高屈折率層膜と低屈折率層膜との光学膜厚比が3:1で12層以上の交互層より構成されており、該赤外線阻止フィルターを光路内に挿入したときには、該青色用の撮像素子から取り出す信号をカラー画像の青色信号として取り出し、該赤外線阻止フィルターを光路内から取り外し、該赤外線透過フィルターを光路内に挿入したときには、該青色用の撮像素子から取り出す信号を赤外画像の信号として取り出すことにより、カラーモード撮像と赤外モード撮像との切り替えを行なうようにしたことを特徴とするカラーモード・赤外モード共用型テレビカメラ。
IPC (4件):
H04N 9/04 ,  G02B 5/28 ,  G03B 41/00 ,  H04N 5/225
FI (4件):
H04N 9/04 A ,  G02B 5/28 ,  G03B 41/00 ,  H04N 5/225 D
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • ビデオカメラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-095604   出願人:日本ビクター株式会社
  • 色分解光学系
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-171715   出願人:キヤノン株式会社
  • 3色分解プリズム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-004646   出願人:松下電器産業株式会社
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