特許
J-GLOBAL ID:200903087478319189

REーBaーCuーO系酸化物超電導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿仁屋 節雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-280417
公開番号(公開出願番号):特開平9-118594
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 大型でより高い磁気反発力特性及び保磁力特性を有するRE-Ba-Cu-O系酸化物超電導体の製造方法を提供する。【解決手段】 RE化合物、Ba化合物、Cu化合物を、それぞれのmol%(RE,Ba,Cu)が、RE,Ba,Cu成分系のmol %を表わす三角座標上において、A(35,25,40) 、B( 35,35,30)、C(15,40,45) 、D(15,30,55) の点で囲まれる領域の組成となるようにそれぞれ秤量して混合し、この混合粉を900 〜1500°Cの温度で焼成することによって得た仮焼粉末をペレット成形してペレット状の前駆体を形成し、次に、この前駆体を990 〜1300°Cにおいて加熱して固液共存状態にした後に種結晶温度にし、次いで、種結晶としてNdGaO 3 、Sr2 AlTaO 6 単結晶又はSr2 AlNbO 6 単結晶を前駆体に接触させ、しかるのちに、種結晶側が低温側となるように、5 〜50°C/cm の温度勾配をかけ、室温まで徐冷することによって種結晶を基点として該種結晶と同じ方位を有するRE-Ba-Cu-O系酸化物超電導体の大きな配向した結晶を製造する。
請求項(抜粋):
REーBaーCuーO系酸化物超電導体(REはYを含む1種もしくは2種以上の希土類金属元素)の製造方法において、RE化合物、Ba化合物、Cu化合物を、それぞれのmol%(RE,Ba,Cu)が、RE,Ba,Cu成分系のmol%を表わす三角座標上において、A(35,25,40)、B(35,35,30)、C(15,40,45)、D(15,30,55)の点で囲まれる領域の組成となるようにそれぞれ秤量して混合し、この混合粉を900〜1500°Cの温度で焼成することによって得た仮焼粉末をペレット成形してペレット状の前駆体を形成し、次に、この前駆体を990〜1300°Cにおいて加熱して固液共存状態にした後に種結晶温度にし、次いで、種結晶としてNdGaO3 単結晶を前記前駆体に接触させ、しかるのちに、前記種結晶側が低温側となるように、5〜50°C/cmの温度勾配をかけ、室温まで徐冷することによって前記種結晶を基点として該種結晶と同じ方位を有するREーBaーCuーO系酸化物超電導体の大きな配向した結晶を製造することを特徴とするREーBaーCuーO系酸化物超電導体の製造方法。
IPC (4件):
C30B 29/22 501 ,  C01G 1/00 ,  C01G 3/00 ZAA ,  C30B 11/14
FI (4件):
C30B 29/22 501 B ,  C01G 1/00 S ,  C01G 3/00 ZAA ,  C30B 11/14
引用特許:
審査官引用 (3件)

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