特許
J-GLOBAL ID:200903087557172215

無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-326494
公開番号(公開出願番号):特開平10-173585
出願日: 1996年12月06日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 セル内の制御チャネルを共通化し、同一セル内のソフタハンドオーバをなくす。またアレイアンテナによる制御チャネルの輻射時のリップル発生を防止し、更に他セルからのパイロット信号の干渉を削減する。【解決手段】 通話チャネルはアレイアンテナ17により端末方向を追従し、制御チャネルは無指向性アンテナ11によりセル内は共通化する。あるいは制御チャネルをのせる指向性ビームを時間的に切り替え、基地局を中心に灯台のように回転させる。
請求項(抜粋):
複数の無線通信基地局と複数の無線通信端末からなる無線通信システムであって、該無線通信基地局は複数のアンテナによるアンテナ群と、該アンテナ群の端子に位相回転を与えて任意の指向性ビームを作り出すビーム生成手段と、網とつながり通話情報の変復調を行う通話チャネル送受信手段と、該通話チャネル送受信手段の生成した信号と輻射すべき方角とをつなぎ合わせるビーム選択手段と、該通話チャネル送受信手段及びビーム選択手段を制御する基地局制御手段からなり、ビーム選択手段は、ある無線通信端末から送信された信号を複数のビームで受信し、その内、最も受信電力が強い、あるいは通信品質がよいビームを選択し受信するか、あるいは複数のビームを合成して信号品質を高めて受信し、送信時には受信時に最も受信電力が強い、あるいは通信品質のよいビームを選択して電波を輻射することを特徴とし、該無線通信基地局からみて異なる方向にある他の無線通信端末、あるいは他の無線通信基地局からの干渉波の影響の削減や、該他の無線通信端末や該他の無線通信基地局に対する干渉出力を削減する無線通信基地局群及び無線通信端末群からなる無線通信システムにおいて、該指向性ビームは隣接するビームとオーバラップするように構成し、且つパイロット信号、基地局情報、呼接続情報、ページング情報等の共通情報は無指向性で該無線通信基地局から輻射あるいは受信すること特徴とする無線通信システム。
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る