特許
J-GLOBAL ID:200903087610995903

挙動異常検出装置および検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 関 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-104361
公開番号(公開出願番号):特開2007-275244
出願日: 2006年04月05日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】運動体が同じ動作を繰り返す特性を利用し、3軸の加速度、角速度、速度などにより表わされる挙動の異常診断をする簡易な挙動異常検知装置を提供する。【解決手段】挙動センサ11は運動体の挙動を測定し、位置検出器16により運動体が移動路上の測定領域に入った時を検知すると挙動測定を開始し、出た時を検知すると挙動データを挙動解析装置14に送信し、挙動解析装置14は記憶装置13に蓄積された運動体の挙動データを用いて判定用データを生成して記憶装置13に格納し、また測定領域における運動体の挙動データを判定用データと比較することにより挙動異常を検知すると警報を発生させる。判定用データは運動体が測定領域を複数回通過する間に収集した挙動測定値のセットを統計的に処理することにより挙動異常を検知する閾値として形成される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
挙動センサと記憶装置と挙動解析装置と警報装置と位置検出器を備える、一定の移動路に沿って繰返し運動する運動体の挙動異常検出装置であって、前記挙動センサは前記運動体に取り付けられて速度、加速度、角速度の組み合わせで表わされる該運動体の挙動を測定し、前記位置検出器は前記移動路の一部に設定された測定領域の端部位置を前記運動体が通過したときに検知信号を発生し、前記記憶装置は該測定領域内で測定された前記運動体の挙動データを蓄積すると共に前記挙動解析装置により作成された判定用データを格納し、前記挙動解析装置は前記記憶装置に蓄積された前記挙動データを用いて前記判定用データを生成すると共に前記測定領域において測定された前記運動体の挙動データと前記判定用データとに基づいた演算を施して前記運動体の挙動異常を検知したときに前記警報装置に警報信号を送信し、前記警報装置が該警報信号を受信したときに警報を発するものであって、前記判定用データは前記運動体を前記軌道上の前記測定領域を複数回通過させた間に収集した挙動測定値のセットを統計的に処理することにより挙動異常を検知する閾値として形成されることを特徴とする運動体の挙動異常検出装置。
IPC (1件):
A63G 21/04
FI (1件):
A63G21/04
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)

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