特許
J-GLOBAL ID:200903087796310425

硝化・脱窒処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-238770
公開番号(公開出願番号):特開平10-085787
出願日: 1996年09月10日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 空気の直接吹込みを行わない方式の硝化・脱窒処理方法および装置を提供する。【解決手段】 処理水槽10に中空糸膜モジュール1を多段にセットし、それら中空糸膜モジュール1の中空糸膜2の内孔に空気を満たす。好気性硝化菌は、中空糸膜2の近傍で空気と接触できるため、中空糸膜2の近傍に繁殖する。嫌気性脱窒素菌は、中空糸膜2の表面から離れると空気と接触しないため、中空糸膜2の表面から離れた原水中に繁殖する。好気性硝化菌と嫌気性脱窒素菌が隣接して繁殖するため、原水中の溶存窒素分を生物学的硝化脱窒法により除去できる。【効果】 硝化槽と脱窒素槽とを別個に設ける必要がなく、単一槽化できる。原水中の有機物は生物学的脱窒素反応に必要な有機炭素源として利用され、最終的に二酸化炭素となり、原水中の有機物が除去されると共に、汚泥の発生量が少なくなる。運転エネルギーの無駄がない。周囲への悪臭の拡散がない。
請求項(抜粋):
原水中に通気性中空体を浸漬し、その通気性中空体の内部空間に酸素を含む気体を満たして通気性中空体の表面に好気性硝化菌を繁殖させ、その好気性硝化菌により原水中のアンモニアを酸化して窒素酸化物に変化させ、次に原水中に繁殖させた嫌気性脱窒素菌により前記窒素酸化物を還元して窒素ガスに変化させることを特徴とする硝化・脱窒処理方法。
IPC (4件):
C02F 3/30 ,  B01D 63/02 ,  C02F 3/10 ,  C02F 3/34 101
FI (4件):
C02F 3/30 B ,  B01D 63/02 ,  C02F 3/10 Z ,  C02F 3/34 101 D
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開平4-371298
  • 特開昭57-068195
  • 水質改善装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-091850   出願人:株式会社東芝
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