特許
J-GLOBAL ID:200903087822821034

車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-024491
公開番号(公開出願番号):特開平11-223139
出願日: 1998年02月05日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 コストダウンを実現し且つ排気ガスの悪化を防止した車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置を得る。【解決手段】 運転状態に対応した信号を出力する各種センサと、各信号に基づいて点火信号を出力する点火制御装置10Aとを備え、各種センサは、エンジン1の回転信号SGを出力する回転センサ6と、逆転信号RWを出力する逆転スイッチ23とを含み、点火制御装置は、逆転信号の入力時に遅角点火制御により第1の所定回転数まで低下させる手段と、運転状態に基づいて失火継続用のタイマ時間を演算する手段と、第1の所定回転数から第2の所定回転数までタイマ時間だけ失火させる手段と、タイマ時間の終了時に過進角させた点火信号を1回だけ出力する手段とを含み、タイマ時間は失火制御中にエンジン回転数が第2の所定回転数まで低下するのに要する時間に相当する。
請求項(抜粋):
車両に搭載されて2サイクルで駆動されるエンジンと、前記エンジンの運転状態に対応した各種情報信号を出力する各種センサと、前記各種情報信号に基づいて前記エンジンに対する点火信号を出力する点火制御装置とを備え、前記各種センサは、前記エンジンの回転に対応した回転信号を出力する回転センサと、逆転切り換え操作時に逆転信号を出力する逆転スイッチとを含み、前記点火制御装置は、前記逆転信号の入力時に、前記エンジンの点火時期を上死点よりも遅角させる遅角制御手段と、前記エンジンの回転数が第1の所定回転数まで低下したか否かを判定する回転数判定手段と、前記エンジンの回転数が前記第1の所定回転数まで低下したときに、前記運転状態に基づいて失火継続期間を演算する失火期間演算手段と、前記失火期間にわたって前記エンジンを失火させる失火手段と、前記失火期間の終了時に、通常の進角点火時期よりも過進角させた点火信号を1回だけ出力する過進角点火手段とを含み、前記失火期間は、前記エンジンの回転数が前記第1の所定回転数から第2の所定回転数まで低下するのに要する時間に相当し、前記第1の所定回転数は、前記エンジンのアイドル回転数よりも低い回転数に設定され、前記第2の所定回転数は、前記第1の所定回転数よりも低く、且つ逆転制御に適した回転数に設定されたことを特徴とする車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置。
IPC (3件):
F02D 27/00 ,  F02P 5/15 ,  F02P 9/00 302
FI (3件):
F02D 27/00 Z ,  F02P 9/00 302 Z ,  F02P 5/15 B
引用特許:
出願人引用 (5件)
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