特許
J-GLOBAL ID:200903088317580940

4輪駆動車の駆動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-187212
公開番号(公開出願番号):特開平7-017282
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】 4輪駆動車の駆動力配分制御(差動制限制御)において、低車速域において、直進安定性とタイトコーナー旋回性と操縦安定性を高める。【構成】 4輪駆動車のセンタ差動装置としての電磁多板クラッチの締結トルクを、差動回転数反映締結トルクと、推定横加速度反映締結トルクと、車速反映締結トルクとの合計トルクで設定するようにし、差動回転数反映締結トルクは、差動回転数ΔN(主に前後輪間の差動回転数)に応じてマップから求めた締結トルクを、車速とヨーレイトとをパラメータとするマップM2から求めたゲインG1nと、差動回転数に応じたゲインとでゲイン変更して設定される。前記マップM2の特性において、低車速域において、ヨーレイト微小領域A1では、ゲインG1n=1.0、ヨーレイト中間領域A2では、G1n=0、ヨーレイト過大領域A3では、ゲインG1n=1.0、に夫々設定する。
請求項(抜粋):
4つの車輪に対する駆動力配分を、前後輪間の差動を制限する差動制限クラッチ手段を介して、車体に作用するヨーレイトに応じて、制御する4輪駆動車の駆動力制御装置において、前記ヨーレイトを検出する検出手段と、前記検出手段で検出されたヨーレイトを受けて差動制限手段を制御する制御手段であって、ヨーレイト微小領域では差動制限トルクを高め、ヨーレイト中間領域では差動制限トルクを低め、ヨーレイト過大領域では差動制限トルクを高めるような制御特性で制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする4輪駆動車の駆動力制御装置。
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)

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