特許

J-GLOBAL ID：200903088342280684

光学式偏角測定装置及び地中掘進機の位置計測装置

発明者： 下村 義昭 ,  三柳 直毅 ,  茂呂 隆
出願人/特許権者： 日立建機株式会社
代理人 (1件)： 武 顕次郎 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-297295
公開番号（公開出願番号）：特開平11-132746
出願日： 1997年10月29日
公開日（公表日）： 1999年05月21日
要約：

【要約】【課題】 偏角の光学的計測の際、光を位置検出素子に当てるための操作を要さず、計測結果が振動等の外力にも影響されない光学式偏角測定装置を提供する。【解決手段】 基点とこれと距離を置いて基点の両側に設定した各地点とをそれぞれを結ぶ二つの線分の偏角Φを光で計測するため、光源41,42からの拡散光を集光する共通のレンズ411と、この集光した光源41,42からの光を受光してその受光位置を検出する位置検出素子412-2,412-1と、レンズ411に入射しようとする光源41,42からの拡散光を透過しかつレンズ411で集光する光源42,41からの光を位置検出素子412-1,412-2に導く反射プリズム413-1,413-2とを設け、レンズ411での集光を妨げない位置に各位置検出素子を配置して検出器410を構成し、各位置検出素子での検出結果に基づいて偏角Φを演算により計測できるようにした。

請求項（抜粋）：

基点とこれと距離を置いて基点の両側に設定した各地点とをそれぞれを結ぶ二つの線分の偏角を光で計測する光学式偏角測定装置であって、基点の両側に設定した各地点にそれぞれ設置され拡散光を発する偏角計測用の光源と基点に設置される偏角計測用の検出器とからなり、各光源からの拡散光の少なくとも一部をそれぞれ集光する共通の集光手段と、集光手段でそれぞれ集光した各光源からの光をそれぞれ受光してその受光位置を検出する各位置検出素子と、集光手段に入射しようとする各光源からの拡散光の少なくとも一部をそれぞれ透過しかつ集光手段で集光する各光源からの光をそれぞれ各位置検出素子に導くように方向転換させる各光方向転換手段とを設け、集光手段に入射しようとする各光源からの拡散光を遮断しない位置に各位置検出素子を配置して、偏角計測用の検出器を構成し、各位置検出素子での検出結果に基づいて各光源の光軸同士の偏角を演算により算出できるようにしたことを特徴とする光学式偏角測定装置。

IPC (3件)：

G01B 11/26 ,  E21D 9/06 301 ,  G01C 15/00

FI (3件)：

G01B 11/26 Z ,  E21D 9/06 301 F ,  G01C 15/00 B

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 方向検出装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-138803   出願人：株式会社トプコン
• 位置検出装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-028515   出願人：工業技術院長