特許
J-GLOBAL ID:200903088480251040

携帯形テレビ電話システムにおける画像データ領域可変方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-367386
公開番号(公開出願番号):特開平11-187468
出願日: 1997年12月24日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 テレビ電話システムにおいて、相手通信端末に転送すべきデータ列の音声データ領域を画像データに変えることにより、1画面分の画像データ転送を短時間に終了させ、相手通信端末の画像表示部の単位秒当たりの表示駒数を音声ありの場合に比較し増加させることができる画像データ領域可変方式を提供する。【解決手段】 相手通信端末に接続されテレビ電話を開始し、音声有無切替部13が音声なしに切り替えられていれば、メモリ読出制御回路19は画像用DRAM18のみから画像データを読み出す。処理部20は音声データ領域も画像データ領域として用い、画像データのみのフレームデータ列を編成する。このデータ列は相手通信端末に送信され、相手のモノクロ液晶表示部9に表示され、音声は出力されない。1画面分の画像転送速度が大きくなるため、音声ありに比較し、より動画に近い表示が可能となる。
請求項(抜粋):
電話機能またはデータ通信機能を有する簡易形情報通信端末に撮像機能を内蔵するか、または撮像素子を有する画像撮影アダプタを接続することによりテレビ電話機能を備えたテレビ電話システムにおいて、音声情報なしを選択できる音声有無切替部と、撮像素子から取り入れた画像データを格納する画像用DRAMと、マイクからの入力音声データを格納する音声用DRAMと、通常は前記音声用DRAMおよび前記画像用DRAMからそれぞれ音声データおよび画像データを読出し、前記音声有無切替部により音声なしが選択された場合には、前記音声用DRAMからは音声データを読み出さず、前記画像用DRAMから画像データのみを読出すように制御するメモリ読出制御手段と、前記音声用DRAMおよび画像用DRAMから送られてくる音声データおよび画像データをフレーム化し所定の比率でフレームデータ列を作り、前記画像データのみ送られてきた場合には、画像データのみでフレーム化したフレームデータ列を作る画像処理手段を有し、音声不要の場合には、音声データ領域を画像データ領域に変え、相手端末に画像データのみを転送して1秒当たりの表示画像駒数を増加させるように構成したことを特徴とする携帯形テレビ電話システムにおける画像データ領域可変方式。
IPC (2件):
H04Q 7/38 ,  H04N 7/14
FI (2件):
H04B 7/26 109 M ,  H04N 7/14
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 携帯テレビ電話
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-122344   出願人:株式会社日立製作所
  • 無線通信システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-094889   出願人:キヤノン株式会社
  • 画像通信システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-345392   出願人:シャープ株式会社
審査官引用 (2件)
  • 携帯テレビ電話
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-122344   出願人:株式会社日立製作所
  • 無線通信システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-094889   出願人:キヤノン株式会社

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