特許
J-GLOBAL ID:200903088647833284

データベースのデータロック方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-071578
公開番号(公開出願番号):特開平11-272536
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 データベースにおいて,データの常時参照を可能とし,クライアント間で協調作業することでデータの更新権限をクライアントが能動的に獲得できるデータロック方法を提供し,データベースの並列並行処理性能を改善する。【解決手段】 クライアントからの更新要求に対して,データロック用テーブル1にロックすべきデータと共に,誰が更新中なのかがわかるようにクライアント情報を格納し,この情報をもとにクライアント間での協調作業を可能にする。これにより,データのロック権限を実質的に共有できるようにする。データベース10との接続が離散的であっても,アラータ3 とリッスンプロセス5 とによって,クライアントが意識することなく,誰がどのデータを更新中なのかという情報を付加して最新の情報を常時参照可能とする。
請求項(抜粋):
データベース,アプリケーションプログラム,および前記アプリケーションプログラムを用いてデータベースにアクセスするクライアントによって構成されるデータベースシステムにおけるデータロック方法であって,ロックされたデータのユニークキーと該データをロックしているクライアントを特定する情報とを格納するデータロック用テーブルと,前記データベースにアクセスするクライアントの情報を格納するクライアント情報管理用テーブルとを搭載し,データベース内データへの更新系処理の場合には,新たに更新要求のあったデータの中に他のクライアントによって既にロック中のデータがあったときに,前記クライアント情報管理用テーブルを参照し,該データに同時にアクセスしたクライアント同士に協調作業を行わせることによりデータベース内データの一貫性を保持し,データベース内データへの参照系処理の場合には,前記データロック用テーブルの参照により,アクセスしたクライアントに該データが現在ロック中であるかどうかを返し,クライアントの参照中データを他のクライアントが更新開始あるいは更新終了した場合には,該データの更新開始あるいは更新終了情報を該クライアントに知らせしめ,データベース内データの参照を常時可能とし,ロックの競合が生じた場合にはアクセスしたクライアント同士に協調作業を行わせることを特徴とするデータベースのデータロック方法。
IPC (2件):
G06F 12/00 535 ,  G06F 9/46 340
FI (2件):
G06F 12/00 535 Z ,  G06F 9/46 340 H
引用特許:
審査官引用 (4件)
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