特許
J-GLOBAL ID:200903088649416206

分散制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-095748
公開番号(公開出願番号):特開2003-298599
出願日: 2002年03月29日
公開日(公表日): 2003年10月17日
要約:
【要約】【課題】 分散制御システムの設計者に過大な負担を強いることなく、分散制御が要求する応答時間やデッドラインの条件を保証できる分散制御方法及び装置を提供する。【解決手段】 分散制御に含まれる全てのタスク(a,d,g)の処理時間、及び全てのタスク間メッセージ(1,2)の通信時間についての最悪実行時間(WCET)を加算したものを予測終了時間Tspとし、その分散制御の制御周期Tcyから予測終了時間Tspを減じたものを、デッドラインまでの余裕時間の初期値とする。この余裕時間を、システム上で実行される全ての分散制御について設定し、タスク及びメッセージの状態に応じて逐次更新する。そして、タスクの処理やメッセージの送信を、この余裕時間の少ないものから優先的に実行する。
請求項(抜粋):
共通の多重伝送路に接続されたマルチタスキング動作が可能な複数のノードにて分散して実行される複数のタスクが、互いにメッセージを通信し合うことで協調して時系列に動作することにより分散制御を行う分散制御方法において、各ノードでは、実行可能なタスクのそれぞれについて、該タスクがその一部を分担する前記分散制御についての予測終了時間と該分散制御についてのデッドラインとの差分を表す余裕時間を設定し、その余裕時間の小さいタスクから優先的に実行権を割り当てることを特徴とする分散制御方法。
IPC (5件):
H04L 12/28 307 ,  H04L 12/28 100 ,  G06F 9/46 340 ,  G06F 9/46 360 ,  G06F 15/177 674
FI (5件):
H04L 12/28 307 ,  H04L 12/28 100 A ,  G06F 9/46 340 E ,  G06F 9/46 360 B ,  G06F 15/177 674 A
Fターム (10件):
5B045GG02 ,  5B098AA10 ,  5B098CC01 ,  5B098GA04 ,  5B098GC01 ,  5B098GC05 ,  5K033BA06 ,  5K033CA15 ,  5K033CB17 ,  5K033CC01
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (3件)

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