特許
J-GLOBAL ID:200903088672169208
データコピーシステムおよびデータコピー方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
秋田 収喜
, 近野 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-111014
公開番号(公開出願番号):特開2005-293469
出願日: 2004年04月05日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】 順序無保証式のリモートコピーを行う場合に、一方の記憶装置システムのデータが破損しても他の記憶装置システムにおいてデータを回復する。【解決手段】 ホストコンピュータから正記憶装置システムの主論理ボリュームへのデータの書き込みが終了した時点で整合性を検査するステップ1と、整合性が保証された時点の主論理ボリュームの状態を記録したスナップショットを作成するステップ2と、スナップショットを用いて正記憶装置システムと副記憶装置システムの間でリモートコピーを実行するステップ3を有す。ステップ3は、正記憶装置システムの主論理ボリュームの状態を示すデータを副記憶装置システムに転送するステップ4と、リモートコピー実行前の副記憶装置システムの論理ボリュームの状態を記録したスナップショットを作成するステップ5と、ステップ4で転送されたデータを副記憶装置システムの論理ボリュームに適用するステップ6とを有する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ホストコンピュータと、前記ホストコンピュータと接続され、前記ホストコンピュータからのデータを記録保持する正記憶装置システムと、前記正記憶装置と接続され、前記正記憶装置システムが保持しているデータのコピーを記録保持する副記憶装置システムとを備え、前記正記憶装置システムは、ホストコンピュータからのデータを記録保持する主論理ボリュームを有する記憶装置と、前記ホストコンピュータから前記主論理ボリュームへのデータの書き込み、および前記副記憶装置システムの間で行うデータ(論理ボリューム)のコピーを制御する制御装置とを備え、前記副記憶装置システムは、前記正記憶装置システムの主論理ボリュームのコピーを記録保持する論理ボリュームを有する記憶装置と、前記正記憶装置システムとの間で行うデータ(論理ボリューム)のコピーを制御する制御装置とを備えるデータコピーシステムであって、
前記正記憶装置システムの記憶装置は、前記主論理ボリュームと、前記副記憶装置システムへデータをコピーするときに用いる前記主論理ボリュームの状態を記録したスナップショットを管理するスナップショット管理手段を備え、
前記正記憶装置システムの制御装置は、前記正記憶装置システムの主論理ボリュームのファイルシステムの整合性を検査する整合性検査手段と、前記副記憶装置システムとの間で行うデータのコピー(リモートコピー)を制御するリモートコピー制御手段と、前記正ホストコンピュータからのデータを前記主論理ボリュームに書き込む処理、前記整合性検査手段に整合性を検査させる処理、前記主論理ボリュームの状態を記録したスナップショットの作成処理、前記リモートコピー制御手段を介して前記副記憶装置システムに送信するコピー用データの作成処理の各処理を行うデータ処理手段とを備え、
前記副記憶装置システムの記憶装置は、前記論理ボリュームと、前記正記憶装置システムの主論理ボリュームを前記論理ボリュームにコピーするときに、コピー前の前記論理ボリュームの状態を記録したスナップショットを管理するスナップショット管理手段を備え、
前記副記憶装置システムの制御装置は、前記正記憶装置との間で行うデータのコピー(リモートコピー)を制御するリモートコピー制御手段と、前記リモートコピーを実行する前に、前記論理ボリュームの状態を記録したスナップショットを作成する処理、前記正記憶装置システムから送信された主論理ボリュームのデータを前記論理ボリュームに適用(コピー)する処理、前記リモートコピーに失敗したときに、前記スナップショットを用いて前記論理ボリュームを復元する処理の各処理を行うデータ処理手段とを備えることを特徴とするデータコピーシステム。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F12/00 531D
, G06F3/06 304F
Fターム (4件):
5B065BA01
, 5B065EA33
, 5B082DE04
, 5B082GA04
引用特許:
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