特許
J-GLOBAL ID:200903088814683672
水中溶接ヘッド、水中溶接装置、および水中溶接装置を用いた溶接工法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (6件):
鈴江 武彦
, 河野 哲
, 中村 誠
, 蔵田 昌俊
, 村松 貞男
, 橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-098135
公開番号(公開出願番号):特開2005-279720
出願日: 2004年03月30日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】原子力発電施設などにおける水中構造部材の補修溶接を行うための水中溶接ヘッドであり、例え溶接施工面が平面でない場合でも、溶接部位の気体環境を安定に保持し、気中溶接と同程度の上質な溶接を実施すること。【解決手段】溶接ヘッド11と施工面Pとの設定距離に誤差が生じても、ガス噴射ノズル13をスライド調整して適正な隙間(ノズルギャップX)を保つことが可能となり、ガス噴射ノズル13を溶接施工対象面Pと接触させることなく、水中においても施工部位周辺のガス空間を正常に維持して水を排除し、良好な気中状態に保つことが可能となる。また、ガス噴射ノズル13のスライド調整と同時同様に、溶接ワイヤ送り管22による溶接ワイヤ15の繰り出し位置も修正されるので、施工面Pに対し適切な溶接ワイヤ15の挿入ポジションを維持することが可能となる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
レーザ光の照射方向を開口にしたレーザ照射ヘッドと、
このレーザ照射ヘッドの内部に不活性ガスを供給し当該照射ヘッドにおけるレーザ光路内の水を遮断して気相に保持すると共に、当該照射ヘッドの開口から噴射させるためのガス供給管と、
前記レーザ照射ヘッドの開口にそのレーザ光路およびガス噴射経路を延長するように当該照射ヘッドの外周面に気密に且つスライド可能にして取り付けられ、レーザ光および不活性ガスを同軸上に照射および噴射させるガス噴射ノズルと、
このガス噴射ノズルの先端からレーザ光の照射方向および不活性ガスの噴射方向に所定の間隔を置いたレーザ光軸上の位置に向けて溶接ワイヤを送り込む溶接ワイヤ送り管と、
前記ガス噴射ノズルのレーザ光の照射方向および不活性ガスの噴射方向に合わせた前記レーザ照射ヘッドに対するスライド位置を調整するノズルスライド調整機構と、
前記ガス噴射ノズルと溶接ワイヤ送り管との位置関係を定位置に固定保持し、前記ノズルスライド調整機構による前記ガス噴射ノズルのスライド移動と同時に前記溶接ワイヤ送り管を同一の方向と間隔でスライド移動させるための固定治具とを備え、
前記ガス噴射ノズルの開口端と溶接対象施工面との間隔を前記ノズルスライド調整機構によって当該ガス噴射ノズルをスライド調整することで所定の間隔に保持することを特徴とする水中溶接ヘッド。
IPC (4件):
B23K26/12
, B23K26/04
, B23K26/06
, B23K26/14
FI (4件):
B23K26/12
, B23K26/04 C
, B23K26/06 A
, B23K26/14 Z
Fターム (12件):
4E068BA06
, 4E068CA12
, 4E068CB02
, 4E068CB05
, 4E068CC02
, 4E068CC06
, 4E068CD15
, 4E068CE06
, 4E068CH03
, 4E068CH08
, 4E068CJ01
, 4E068CJ07
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (15件)
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レーザ加工装置およびそのレーザ加工方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-332397
出願人:株式会社東芝
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特開昭59-223189
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水中レーザ溶接部可視化装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-364792
出願人:石川島播磨重工業株式会社
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溶接ロボットの制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-067658
出願人:日立造船株式会社
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特開昭59-223189
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レーザ加工ヘッド
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-173599
出願人:石川島播磨重工業株式会社
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ビームモード変換光学系
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-081642
出願人:住友重機械工業株式会社
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ビームモード変換光学系
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-081632
出願人:住友重機械工業株式会社
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特開平2-021201
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特開平2-290686
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特開平3-180293
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特開平4-309486
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特開平1-127191
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特開平2-290686
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特開昭62-021493
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