特許
J-GLOBAL ID:200903088889528150

エンジンの弁動作タイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-230743
公開番号(公開出願番号):特開平8-074530
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 エンジンの弁動作タイミング調整において実際の回転位相差(実位相差角)を反映した学習制御を行う。【構成】 クランク軸とカム軸との間の実位相差角と目標値が共に所定時間ほぼ一定となっているか否かを第1及び第2の両判断手段7a,7bにより判断し、実位相差角と目標値が共に所定時間ほぼ一定となったときに学習手段8が制御値を学習(記憶)し、学習した値に基づいてコントローラ9がその後の制御値を求めて駆動手段2に出力する。この結果、学習手段8が制御値を学習する際は実位相差角の変化速度に対応した学習が行われ、コントローラ9が求める制御値は外乱要素dを補償したものとなる。そして、上記学習操作は実位相差角と目標値が一定値に収束するごとに更新され、この収束状態が継続すれば、その間、繰り返し学習が行われる。
請求項(抜粋):
エンジン内のクランク軸からカム軸に至る回転伝達経路内に設けられ、両軸間の回転位相差を変えるための位相調整機構と、この位相調整機構を駆動するための駆動手段と、前記エンジンの運転状態を表す複数の運転状態量を検出する運転状態検出手段と、この運転状態検出手段によって検出された運転状態量に基づいて前記両軸間の実位相差角を求める回転位相差検出手段と、前記運転状態検出手段によって検出された運転状態量に基づいて回転位相差の目標値を決定する目標値決定手段と、前記実位相差角を回転位相差の目標値に一致させるための制御値を生成して前記駆動手段に出力する制御手段とを備えたエンジンの弁動作タイミング調整装置において、前記制御手段は、前記実位相差角が所定時間ほぼ一定となっているか否かを判断する第1の判断手段と、前記実位相差角が所定時間ほぼ一定となったときに前記制御値を学習する学習手段と、学習した値に基づいてその後の制御値を求めるコントローラとを備えていることを特徴とするエンジンの弁動作タイミング調整装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02
引用特許:
審査官引用 (6件)
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