特許
J-GLOBAL ID:200903089065895087

車両用乗員保護システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-155220
公開番号(公開出願番号):特開2001-334908
出願日: 2000年05月25日
公開日(公表日): 2001年12月04日
要約:
【要約】【課題】 車両用乗員保護システムにおいて、どのような故障が生じても、この故障が1個所であれば、乗員保護機構の誤作動を防止することを目的とする。【解決手段】 スキブモジュールは、スキブ39aに直列接続した両点火スイッチ38、39を有する。通信制御回路36は、ECUからシリアル通信バスを通して送信される加速度データに基づき衝突判定し、衝突ありとの判定時には点火スイッチ38をオンする。加速度レベル判定回路37はシリアル通信バス上のGセンサモジュールからの加速度データに基づき衝突判定し、衝突ありとの判定時には点火スイッチ39をオンする。このように両点火スイッチ38、39が共にオンしたときにのみスキブ39aを点火することとして、一方の点火スイッチのみのオンによるスキブ39aの点火を防止して乗員保護システムの誤作動を防止する。
請求項(抜粋):
車両の互いに異なる位置にて搭載された複数の乗員保護機構、複数の加速度センサモジュール(20乃至20c)、複数のスキブモジュール(30乃至30g)及び電子制御装置(10)と、前記各加速度センサモジュール、前記各スキブモジュール及び前記電子制御装置を接続してなるシリアル通信バス(40)とを備える車両用乗員保護システムであって、前記複数の加速度センサモジュールは、それぞれ、車両の互いに異なる位置にて当該車両の加速度を検出する加速度センサ(21)と、この加速度センサの検出加速度を対応スキブモジュール用加速度データとして前記シリアル通信バスに送信する送信手段(23、218)とを備え、前記電子制御装置は、前記シリアル通信バス上の前記対応スキブモジュール用加速度データに基づき車両の衝突の有無を判定し、この判定結果を対応スキブモジュール用判定データとして前記シリアル通信バスに送信する衝突判定手段(15、16、116)を備え、前記複数のスキブモジュールは、それぞれ、前記複数の乗員保護機構のうちの対応の乗員保護機構を作動させるとき駆動されるスキブ(39a)と、このスキブに直列接続されて共にオンしたときにのみ当該スキブを駆動する両点火スイッチ(38、39)と、前記シリアル通信バス上の前記対応スキブモジュール用加速度データに基づき車両の衝突の有無を判定し前記両点火スイッチの一方をオンする衝突判定手段(37)とを備え、前記両点火スイッチのうち他方の点火スイッチは、前記シリアル通信バス上の前記対応スキブモジュール用判定データが車両の衝突を表すときオンするようにした車両用乗員保護システム。
IPC (2件):
B60R 21/32 ,  B60R 21/01
FI (2件):
B60R 21/32 ,  B60R 21/01
Fターム (2件):
3D054EE42 ,  3D054FF16
引用特許:
審査官引用 (4件)
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