特許
J-GLOBAL ID:200903089082083525

臓器の切除領域抽出表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-150913
公開番号(公開出願番号):特開2003-339644
出願日: 2002年05月24日
公開日(公表日): 2003年12月02日
要約:
【要約】【課題】肝臓のように血管が複雑に入り組んだ臓器の特性を利用して、切除手術時のシミュレーションに適した臓器の切除領域を抽出することができ、かつ、その切除領域を識別可能に表示する。【解決手段】被検体の積み上げ三次元画像データを用いて、臓器中の腫瘍などの病変部を抽出し、少なくとも病変部を含む病変領域を抽出する。この病変部を含む病変領域は、病変部に対してサージカルマージンなどを加味して設定する。続いて、前記病変領域の外側の複数の脈管の方向ベクトルを検知する。検知される複数の脈管としては、病変領域の外側の脈管のうちで病変領域に近く、かつ予め指定された径以上の脈管である。次に、前記病変領域及び前記複数の脈管の方向ベクトルに基づいて病変領域を含み、複数の管脈を含まない臓器表面までの切除領域を特定する。そして、この切除領域と非切除領域とを識別可能に表示する。
請求項(抜粋):
被検体の画像を用いて臓器中の病変部を抽出し、少なくとも前記病変部を含む病変領域を設定する設定手段と、前記被検体の画像を用いて前記病変領域の外側の複数の脈管の走行情報を検知する手段と、前記病変領域及び前記複数の脈管の走行情報に基づいて前記病変領域を含み、前記複数の管脈を含まない前記臓器の表面までの切除領域を決定する手段と、少なくとも前記臓器の切除領域を識別可能に表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする臓器の切除領域抽出表示装置。
IPC (7件):
A61B 5/00 ,  A61B 5/055 ,  A61B 6/00 ,  A61B 6/03 360 ,  A61B 6/03 ,  A61B 8/00 ,  G01R 33/54
FI (8件):
A61B 5/00 D ,  A61B 5/00 G ,  A61B 6/03 360 D ,  A61B 6/03 360 J ,  A61B 8/00 ,  A61B 5/05 380 ,  G01N 24/02 530 Y ,  A61B 6/00 350 D
Fターム (29件):
4C093AA26 ,  4C093CA21 ,  4C093CA50 ,  4C093DA01 ,  4C093FF17 ,  4C093FF20 ,  4C093FF22 ,  4C093FF28 ,  4C093FF43 ,  4C093FF50 ,  4C096AA18 ,  4C096AA20 ,  4C096AB50 ,  4C096AD03 ,  4C096AD14 ,  4C096AD15 ,  4C096AD19 ,  4C096DC14 ,  4C096DC18 ,  4C096DC28 ,  4C096DC33 ,  4C096DC37 ,  4C096FC20 ,  4C301EE20 ,  4C301JC08 ,  4C301JC20 ,  4C301KK17 ,  4C301KK24 ,  4C301KK30
引用特許:
審査官引用 (3件)

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