特許
J-GLOBAL ID:200903089322766056

非直線抵抗体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-035123
公開番号(公開出願番号):特開2000-235905
出願日: 1999年02月15日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 第1絶縁材のハンドリング性を良好にすると共に、ZnO素子の電気的特性を良好にする。【解決手段】 まずZnO,Bi2O3,Sb2O3,SiO2から成る混合粉体に対して純水を加え、ポリカルボン系分散剤を0.1wt%以上または非イオン系分散剤を0.5wt%以上添加した後、湿式混合粉砕して混合スラリー(固形分濃度50〜70wt%)を得る(ステップS11)。その後、前記混合スラリーを水分除去して乾燥粉体を得、その乾燥粉体を焙焼し微粉砕して焙焼粉体を得る(ステップS12)。そして、前記焙焼粉体に対して純水を加え、ポリカルボン酸系分散剤または非イオン系分散剤を1.0wt%添加し、液状変性PVAを5〜20wt%添加した後、湿式混合粉砕して(ステップS13)ペースト状のセラミック絶縁材(固形分濃度40〜60wt%)を完成させる。
請求項(抜粋):
ZnO,Bi2O3,Sb2O3,SiO2から成る混合粉体に対して所定量の純水,分散剤を添加し混合粉砕して混合スラリーを形成し、その混合スラリーを乾燥および焙焼し微粉砕して焙焼粉体を得た後、前記焙焼粉体に対して所定量の純水,分散剤,結合剤を添加し混合粉砕してペースト状の第1絶縁材を形成し、複数個の金属酸化物を混合・粉砕して得た添加物スラリーと、有機バインダー溶液と、酸化亜鉛とを混合して原料スラリーを形成した後、その原料スラリーを脱泡および乾燥して造粒粉を得、その造粒粉を円盤状に成形し仮焼して仮焼体を形成し、前記仮焼体の外周面に前記第1絶縁材を塗布した後、焼成して外周面に絶縁層が形成された焼成体を得、前記焼成体の絶縁層の表面に対して第2絶縁材を塗布し熱処理して焼き付けた後、前記焼成体の両端面に対して電極を設けて構成された非直線抵抗体の製造方法において、前記混合粉体には、ポリカルボン酸アンモニウム系の分散剤を0.1wt%以上添加したことを特徴とする非直線抵抗体の製造方法。
IPC (2件):
H01C 7/10 ,  H01C 17/00
FI (2件):
H01C 7/10 ,  H01C 17/00 A
Fターム (16件):
5E032AB10 ,  5E032BA23 ,  5E032BB11 ,  5E032CC05 ,  5E032CC06 ,  5E032CC09 ,  5E032CC16 ,  5E034CA09 ,  5E034CB01 ,  5E034CC02 ,  5E034DA03 ,  5E034DB15 ,  5E034DE01 ,  5E034DE04 ,  5E034DE07 ,  5E034EA07
引用特許:
審査官引用 (17件)
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