特許
J-GLOBAL ID:200903089387506299

超音波伝播速度測定装置及び同測定装置を備えた炭素繊維の製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-233728
公開番号(公開出願番号):特開2001-056321
出願日: 1999年08月20日
公開日(公表日): 2001年02月27日
要約:
【要約】【課題】測定時間が短く繊維の製造ラインに組み込むことが可能で、且つ測定誤差も小さく、更には多数の単繊維からなる繊維束にも適用でき、被測定物品に非可逆的変化が生じない完全な非破壊評価である超音波伝播速度の測定装置と、同装置を備えた炭素繊維の製造装置とを提供する。【解決手段】 超音波伝播速度測定装置(10)は、繊維束の内部に超音波を発生させる超音波発生手段(13)と、同発生手段(13)から同一方向に離れた異なる2個所に配され、繊維束内を伝播する超音波を検知する第1及び第2超音波検知手段(14,15) と、同検知手段(14,15) による検知時間を測定する検知時間測定手段(18)と、上記各手段の駆動制御部及び超音波伝播速度の演算部を有する制御演算装置(19)とを備えている。超音波伝播速度が測定される繊維束はニップローラ(11,12) により移動 停止されると共に所定の張力が付与される。また、前記超音波発生手段(13)及び前記超音波検知手段(14,15) はそれぞれ、圧接手段(17)により繊維束に圧接されている。
請求項(抜粋):
繊維束又は樹脂含浸繊維束などの被測定物品の長手方向での超音波伝播速度を非破壊的に測定するための超音波伝播速度測定装置であって、前記被測定物品の内部に超音波を発生させる超音波発生手段と、前記超音波発生手段から同一方向に離れた異なる2以上の個所に配され、前記被測定物品内を伝播する超音波を検知する2以上の超音波検知手段と、前記2以上の超音波検知手段による各検知時間の測定手段と、各検知時間差を演算して超音波伝播速度を求める演算部と、前記各手段の駆動制御部と、を備えてなることを特徴とする超音波伝播速度測定装置。
IPC (2件):
G01N 29/18 ,  D01F 9/12
FI (2件):
G01N 29/18 ,  D01F 9/12
Fターム (13件):
2G047AB03 ,  2G047AD08 ,  2G047BC00 ,  2G047BC02 ,  2G047EA10 ,  2G047EA19 ,  2G047GG30 ,  4L037CS03 ,  4L037CT27 ,  4L037FA03 ,  4L037PC20 ,  4L037PG10 ,  4L037PS20
引用特許:
審査官引用 (5件)
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