特許
J-GLOBAL ID:200903089506307577

エンジンの燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-062046
公開番号(公開出願番号):特開平11-247683
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 この発明は,エンジンの始動時において作動流体の圧力制御モードを作動流体圧力又は始動開始からの経過時間に基づいてオープンループ制御からフィードバック制御に移行して,始動特性の改善を図る燃料噴射装置を提供する。【解決手段】 条件判定手段44は,エンジンの始動時に,作動流体の圧力が設定圧力に達したとき,又は始動開始からの経過時間が設定時間に達したときにスイッチング回路43の接続を,補正量を0に設定したレール圧力補正量設定手段42から,圧力偏差ΔPrに基づくPID制御で補正量を求めるレール圧力補正量算出手段41に切り換える。作動流体の圧力制御は,基本レール圧力Prbが補正されないオープンループ制御から,補正量が加算されるフィードバック制御に移行し,移行時の圧力偏差の抑制と始動時間の短縮等の始動性が改善される。
請求項(抜粋):
高圧の作動流体を送り出す作動流体供給源,前記作動流体供給源から供給される前記作動流体の圧力に対応する燃料噴射圧で燃料をエンジンの燃焼室内に噴射するインジェクタ,前記インジェクタに供給される前記作動流体の圧力を変更する作動流体圧力変更手段,前記エンジンの運転状態を検出する検出手段,及び前記エンジンの運転状態に応じて求められた前記燃料噴射圧で燃料の噴射を行うため前記作動流体圧力変更手段を制御するコントローラを具備し,前記コントローラは,前記検出手段で検出された前記エンジンの運転状態に基づいて前記作動流体の基本圧力を求め,前記エンジン始動時における前記作動流体の圧力が予め決められた設定圧力に達するまでは,前記作動流体の圧力制御を前記基本圧力に基づくオープンループ制御とし,前記作動流体の圧力が前記設定圧力に達した後は,前記作動流体の圧力制御を前記基本圧力と前記作動流体の実圧力との偏差に基づくフィードバック制御とすることから成るエンジンの燃料噴射装置。
IPC (9件):
F02D 41/06 375 ,  F02D 41/02 380 ,  F02D 41/04 375 ,  F02D 41/20 395 ,  F02D 41/38 ,  F02D 45/00 335 ,  F02M 47/00 ,  F02M 51/00 ,  F02M 57/02 320
FI (13件):
F02D 41/06 375 ,  F02D 41/02 380 ,  F02D 41/04 375 ,  F02D 41/20 395 ,  F02D 41/38 A ,  F02D 45/00 335 A ,  F02M 47/00 A ,  F02M 47/00 E ,  F02M 47/00 F ,  F02M 51/00 B ,  F02M 51/00 A ,  F02M 51/00 F ,  F02M 57/02 320 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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